母親のことが大好き!という人がたくさんいる一方で、母親が嫌いで、ついイライラしてしまうという人も実は少なくありません。
もしもあなたが「本当はこんなことを思うべきではないのに」と苦しんでいるなら、この記事がお役に立てると思います。
同居の母親がイヤになる理由と、イライラしないための対処法についてまとめました。
スポンサーリンク
同居の母親を嫌いになってしまう6つの理由
義母との同居も問題は色々出てきますが、実母だからこその悩みもあるものです。
義母は他人だからある程度我慢が出来るのですが、家族はそれがなかなか難しかったりします。
口うるさい
親から見れば、子供はいくつになっても子供です。
至らないところばかりが見えてしまうため、あれこれといつまでも子供のように怒ってきたりします。
しかしこちらはもういい大人。
あれこれと指示しないで欲しいと思いますが、母親からすると昔の感覚のままで口うるさく注意したくなってしまうものです。
その口うるささがうっとうしくて、どうにも我慢ならなくなってしまいます。
遠慮がない
実母だからこそ、遠慮なしに人が傷つくことを平気で言ってくる人がいます。
おそらく他人に対しては絶対に言わないであろうことを、娘にはつい言ってしまうんですね。
これはお互い様なところがあるかもしれませんが、何も考えずに思ったことをそのまま言ってしまうと、角が立つということを忘れてしまっている母親が多いです。
子育てに干渉してくる
昔の子育てと今の子育ての常識は違うところがたくさんあります。
それなのに、「あなた、これはこうした方がいいのよ」なんて子育てに口を出されると本当に閉口します。
うちにはうちの方針があるといっても聞く耳を持たないのでやっかいです。
スポンサーリンク
距離が近すぎてイヤなところが見える
子供の頃は親の言うことは聞かなくてはいけないと思っているので、親の言っていることが間違っていたとしても、たいして疑問にも思わないことが多いものです。
しかし社会人になり、結婚していざ自分が親になってみると、ちょっとしたことでも「それはどうなのか?」と思うことがたくさんあったりします。
たまにしか会わなければ我慢できるし、たいして気にならないようなことでも、毎日顔を合わせていると段々鼻についてきてしまいます。
自分が期待してしまっている
母親なんだから分かってくれて当然、そんな気持ちがどこかにないでしょうか。
これまで一緒に過ごしてきたのだから、分かってくれてもいいのに、と。
自分が思った通りに動いてくれなかったり、期待通りにしてくれないとイライラしてしまうことがあります。
実は親離れできていない
母親に原因があるのではなく、自分に原因がある場合もあります。
それは、あなたが親離れが出来ていないからです。
母親のことが大好きで、もっとあれこれ自分のためにして欲しい!というような思いが心の奥底にあると、それがイライラの元に。
同居しているということは、結婚する前にはそれほど仲が悪くなかったはず。
それが同居してからイライラし始めるようになったのなら、「母親のことが大好き」というのがイライラの原因かもしれないですよ。
母親のことが嫌いでもいい
母親のことが嫌いなんていけないことだと思っている人は多いものです。
育ててもらったのだし、嫌いだなんて思ってはいけないと。
しかし、育ててもらったことと、好きになれないことは別のことです。
家族だから仲良くすべきという思い込みを捨てよう
家族といえども、血がつながっていたとしても、そんな理由だけで仲良く出来るというのは幻想に過ぎません。
遺伝子を受け継いでいるというだけで、全く別の人格を持つ人間同士、合わない場合だってあるのです。
だから、性格的に合わないんだ、ウマが合わないものどうしなんだと割り切ってみてください。
母親のことが嫌い=悪いことではありません。
母親にイライラした時の4つの対処法
同居の母親にイライラしてしまう時にはどうすればいいか、その対処法をまとめました。
関係ない人に話してみる
自分と母親とは何の関係もない第三者、友達が一番いいかもしれないですが、そういう人に「母親にイライラしてしまって」と話を聞いてもらってみてください。
自分自身のこと、特に家族のこととなるとどうしても視野が狭くなってしまいがちなので、客観的に見てどうなのか、他人の意見を聞いてみるのもいいかもしれません。
何も期待しない
もう少しこうなってくれたら…そんな期待がイライラする原因かもしれません。
自分が思い描いていた理想の母娘関係でなかったことが悲しいのかもしれません。
出来ないことを人に期待すると、その通りにならなかった時にイライラが募ります。
しかし、あなたが親の期待通りに生きられないのと同じで、母親もあなたの期待通りには動けないのです。
だから、何も期待しない。
こうなって欲しい、こうして欲しいという期待を一切捨ててください。
人は人。
自分の思い通りにはいかないのだと考えれば、少しは気持ちが軽くなりませんか。
腹を割って話し合う
我慢するのが一番良くありません。
ここは一度、正直にあなたが思っていることを伝えてみましょう。
イヤなことはイヤだとはっきり言わないと分かりません。
おせっかいも、相手はよかれと思ってやっていることが多いからです。
すぐには納得しないかもしれませんが、話し合わないことには先に進めません。
子育てに口を出さないで欲しいなど言いたいことをすべて吐き出してください。
最終的には別居する
どうしてもイライラが解消できない、そんな時はいったん距離をおきましょう。
もしかしたら、離れることで冷静になれるかもしれません。
子供の頃のことを思い出したりして、少しは寛大な気持ちになれるかもしれません。
少し距離があった方が仲良く出来るものです。
まとめ
母親が嫌いだと思うことで罪悪感を感じていた人は、今すぐ捨てましょう。
人と人が一緒に住めば、色々な軋轢が生じるものです。
たまたまそれが実母だっただけで、実の母親だからこそ関係がこじれてしまったり、適度な距離感が保てなくなったりするのです。
今後の生活を快適にするために、どのくらいの距離感で暮らすのがお互いの幸せになるのかということを考えてみてください。