小学校も高学年になるとやることがたくさん!塾に通っている子は塾の宿題もあって大変でしょう。
勉強しなければならない、やることはたくさんあるのにどうしても勉強ができない!やる気が出ない!そんな時にどうすればやる気が出るのか、その工夫についてご紹介したいと思います。
お子さんがやる気を出せなくて困っている時に、パパとママがしっかりしっかりサポートしてあげてください。
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勉強できない、やる気が出ない4つの原因
勉強しなくてはいけないのにやる気が出ない。
それにはこのような理由があります。
疲れている
疲れがたまっているとやる気なんて出ません。
それは子供も大人も同じことです。
睡眠不足や塾や習い事の予定が詰まっていて、疲れているのかもしれません。
お腹が一杯で眠い
ご飯を食べた後は誰でもやる気が出ませんよね。
お腹が一杯だと、消化のために胃に血液が集中していますから、どうしてもやる気が出ません。
そんな時は無理矢理勉強しようとしてもなかなか出来ないですね。
分からないからつまらない
算数が苦手な子は計算ドリルなんてやりたくないですね。
やっていても出来ないからつまらないのです。
本を読むのが嫌いな子は国語の問題が苦手。
苦手な科目はどうしてもやる気が出ません。
ゲームは楽しいけど、勉強は楽しくない。
これは分かる楽しさを知らない子にありがちな原因です。
勉強の目的が分からない
「なんで勉強しないといけないのかなぁ」という気持ちがあると、どうにもやる気が出ません。
勉強は自分のためにするものですが、そのような話を折に触れてしてあげる必要があるかもしれないですね。
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どうしても勉強ができない時にやる気を出す9つの工夫
やる気を出す方法はいくつもありますが、色々と試してみて自分にあった方法を見つけていくことが大切です。
まず机に座る、本を開く
どんなにやる気が出なくても、勉強をするというスタイルを作ります。
机に座り、本や教科書を開きます。
やる気がなくても勉強をするという姿勢をとることで、やらなきゃ!という気持ちになることも。
集中できる環境を探す
音のない静かな環境が好きな子もいれば、テレビがついていたり、音楽があった方が集中できる子もいます。
これには個人差があるので、その子がより集中できる環境を探してみてください。
今、自分の部屋で集中できないなら、リビングでやってみるなどちょっと環境を変えてみて、やる気が出るのはどこか探してみましょう。
部屋を適温にする
「頭寒足熱」は結構大事。
部屋が暑すぎると頭がぼーっとしてやる気が出ません。
足元は温かく、頭は涼しく、が基本です。
勉強の目標を決める
目標もなくただ勉強するというのは、大人でも辛いものです。
ですから、何のために勉強をするのか、自分なりに目標を立てさせましょう。
漢字検定○級に合格する
中学受験に合格する
など、何か大きな目標を決め、そこから逆算して「今何をしなければいけないか」ということを考えてみるといいと思います。
小さな成功体験を積み重ねる
大きな目標だけだと毎日の勉強がだれてしまいがちなので、そこに至るまでに日々の努力がどのように結果に結びついているかということを視覚化していくことも必要です。
漢字や算数の計算で小テストなどがよく行われていると思いますので、その点をグラフにしてみるとか、毎日のがんばりがきちんと結果に出ているということが分かるようにするといいでしょう。
勉強はだらだらやらない
長時間勉強しようとすると、どうしてもだらけてしまってやる気がなくなります。
勉強は短時間で区切って、効率的に行うことが大事。
2時間通してやる、なんてことをしないで細切れにすればいいのです。
20分~30分で学校の宿題を終わらせたら10分休む。
15分計算ドリルをやったら5分休憩して15分漢字ドリルをやる。
もちろん、同じことを続けてもいいのですが、その場合も間に休憩を挟むといいでしょう。
そのためには、毎日何をやるのか、ある程度計画を立てておくことが必要です。
朝早くやる
学校から帰ってきて、または塾から帰ってきて勉強しようとしても疲れてしまっていて出来ない。
そんな時は無理してやらないで思い切って寝てしまい、朝早く起きて勉強する習慣を付けてみてはいかがでしょうか。
朝は学校に行くというタイムリミットがあるので、その時間までに何とか片付けなくてはいけない!と集中できます。
早起きすれば朝食の時間を考えても1時間くらいは勉強できるでしょう。
朝1時間勉強できれば、帰宅後は30~1時間やればいい、と思えるので気も楽になるのではないでしょうか。
やる気の出る順番を探る
自分が好きな科目からやった方がやる気が出るならそうしましょう。
逆に、イヤなものを先に片付けてしまって、後から好きな科目をやった方がいいという子はその順番にします。
どの順番でやった方がやる気が持続するか、実際に何度かやってみて、自分にあった方法を探すといいでしょう。
勉強ができる子と友達になる
勉強が出来る子、頭のいい子と友達になると、今までとは違った刺激がもらえると思います。
いい意味で競い合える、戦える仲間がいるということは自分の力を伸ばすことにつなありますし、自然と「友達がやってるから自分もやらなくちゃ」という気持ちになるでしょう。
簡単ではないかもしれませんが、自分から勉強できる子に声をかけてみて、どうやって勉強しているのかも聞いてみると得ることがたくさんあると思います。
ストレスや悩みがないか、それとなく話してみよう
学校生活での心配事やストレスなどがあると、どんなに計画を立てても環境を整えても、勉強に集中できないでしょう。
もし今までとは何か違った様子がある、勉強はしているけれど形ばかりで集中できていない、そんな様子が子供に見られたら、子供とじっくり話し合って見るといいかもしれないですね。
でも、高学年になるほど「学校で何かあるの?」と聞いてもストレートには話してくれなくなります。男の子は特にそうでしょう。
そんな時は無理に聞き出そうとするのではなく、好きなおやつを出してあげるとか、親自身が今日あったことを話してみるとか、親が寄り添う気持ちを態度で示してみましょう。
寄り添う姿勢は示しながらも適度な距離感があった方が、自分から話してくれるかもしれません。
どうしても勉強できない時の工夫・まとめ
勉強をしたくないけどどうしてもしなきゃいけない。そんな時に、自分なりの工夫が出来る子は、それが大きくなってからも役に立ちます。
小学校のうちはまだ勉強量はそれほど多くはありません。ですから、今のうちに計画した量をこなせるような工夫をするクセを付けましょう。
そうすれば、中学、高校と進学した時、また、社会人になった時にもきっと役に立つでしょう。