子供が自信を持てていないように見えると、親としてはとても心配だと思います。
でも、心配しているだけでは子供に自信はつきません。
子供が自信を持てるようになるには、親の声がけがとても大切です。
具体的にどのように声がけをしていけばよいのか、そのコツと親の心構えについてお話しします。
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自信がない子供への声がけで大切なこと
子供が自信を失っている時は、まずは心から共感し、子供がこれから前向きに頑張れるような言葉を選んで声がけをしましょう。
成績が悪くて自信をなくしている時
頑張って勉強をしたのにテストの結果が思わしくなかった時、子供はやっぱり落ち込むものです。
そんな時は、頑張っていた努力を認めてあげると良いでしょう。
また、以前に比べて改善した点を見つけて褒めてあげると、子供は自分なりの成長に気づくことができます。
テスト前は、すごく頑張って勉強していたね。
この間は書けなかった漢字が、今回は書けたね。
いつも苦手な文章題が、今回はできているね、すごいよ!
今回間違えたところをしっかり復習して、次は頑張ろうね!
このように、「いつも頑張っているね。ちゃんと見ているよ」というメッセージが伝わるような言葉かけをしてみてください。
パパやママが自分のことを見てくれているという安心感は子供の自信を育てます。
友達と自分を比べて自信を失っている時
お友達の〇〇さん(君)は、勉強がよくできて授業中も発表できるし、スポーツもできる。
でも、私(僕)は、得意なものがなくて、何一つ勝てない。
学校にはたくさんのお友達がいて、子供は他の子と自分を比べてしまって、その劣等感から自信を失うことがあるかもしれません。
これは、大人の社会でもよくあることです。
他人との比較で落ち込んでいるという時には、その子供の長所を見つけて、具体的に伝えてあげることがおすすめです。
人とは違う個性を持つことの重要性を伝えたり、「あなたはあなたの良いところを伸ばしてゆけば良い」と、子供がかけがえのない大切な存在なのだということを伝えられると失いかけた自信を取り戻せると思います。
「〇〇さんは、良い子だね。でも、あなたは〇〇な優しいところがあるから、そこは素敵なところだよ!」
「あなたは、〇〇な良いところがあるから、そこを伸ばしてゆけると良いと思うよ!」
「あなたは、他の子にはない〇〇な良いところがあるよ!大切な存在だよ!」
悔しいとか羨ましいと思うことは大切だよ。それは、頑張ろうという力に変えられるから。
また、恵まれない環境や苦しい障害にも負けず、偉大なことを成し遂げた偉人を紹介することも良いと思います。
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叱られて自信を失っている時
親としては、早く学校へ行く支度をして欲しい、お風呂に入って欲しい、さっさと片付けをして欲しい、など子供に早くしてほしいことがたくさんがあります。
親としてはイライラして思わず、「早くしなさい!」とか「何度言ったらわかるの!」などと強く叱ってしまうことがあるかもしれません。
しかし子供は、怒られてばかりですと、段々自信喪失してしまうものです。
怒らなくても子供が進んで行動に移せるように、伝え方を変えるなどして工夫してみてはいかがでしょうか。
どっちが早く着替えられるか、ママ(パパ)と競争してみよう!
早くお風呂に入った方がゆっくり遊べるよ!
早く部屋のお片づけをして美味しいおやつを一緒に食べよう!
「~しなさい」ではなくて、「~したら~だよ」というように、行動後にどんな良いことがあるのか、ということを伝えることがおすすめです。
「そうか、早く片付けた方が遊べる時間が増えるんだ!」と自分のメリットになることがわかれば、怒られなくても行動できるようになります。
失敗をして自信を失っている時
子供の成長過程においては、学校やその他の場所で、さまざまな失敗をすることがあります。
毎日新しい経験をしているわけですから、子供が何かに失敗することは当然起こることです。
そして、大人になっても、大なり小なり失敗は続いてゆくわけです。
失敗をして自信を失っている時は、「失敗は悪いことではない」という前向きな言葉をかけてあげられると良いと思います。
失敗してもいいんだよ。失敗から学べばいいんだよ!
大人になっても失敗をするよ。パパ(ママ)も、こんな失敗しちゃったけど、次に活かそうと思っているよ。
早めにダメなことがわかって良かったね!改善して次に生かせるヒントがわかったね。
結果は良くなかったけど、今やっていることは決して無駄にはならないよ。
すべて自分の経験は、後になって自分の自信につながるよ。
自分の価値に自信がない時
自分は大切にされているのだろうか。
私(僕)よりも、兄弟姉妹の方が大切にされているのではないだろうか。
きょうだいが多い場合は、末っ子や病気がちな子など、よく手のかかる子に親は目を向けがちになります。
長男や長女など、しっかり者でおとなしい子供は、自分が親に大切にされていないのではないだろうか、と思い込んでしまうことがあります。
子供のうちに自己肯定感を育てることが大切なので、親御さんは、子供に対して常に感謝の気持ちをもつことが大切だと思います。
「いつも下の子の面倒を見てくれてありがとう!」
「今日は忙しかったから、お手伝いをしてくれて助かったよ!」
「さすが、お兄ちゃん(お姉ちゃん)だね!頼りになるよ!」
「好き嫌いがなくて偉いね。いつもきちんと食べてくれてありがとう!」
子供は、パパやママに「ありがとう」と言われるととても喜びます。
例えば、家のお手伝いをするのは当たり前のことかもしれませんが、やってくれたことに対して「ありがとう」とちゃんと伝えてください。
自分のことを認めてくれているという思いはその子の自信につながります。
子供の自信形成は親次第
一番いけないのは、頭ごなしに怒ることです。
親の感情をそのままぶつけても、子供はどうしたらいいか分かりません。
怒られてばかりいる子供は、親の顔色を伺い「怒られないようにするにはどうするか」を考えるようになってしまいます。
なぜそうしなければいけないのか、ということを理解しないまま、怒られないようにしようと考えてしまうので、いつもびくびくしています。
親も聖人君子ではありませんから、ついつい怒ってしまうこともあるでしょう。
言ってしまってから「ちょっと言い過ぎたかも」と思うこともあるでしょう。
そんな時は「ちょっと言いすぎた。ごめんなさい。」と子供に真摯に謝りましょう。
子供は素直な心を持っているので、気持ちを込めて謝ればわかってくれます。
ここで大事なことは、誰でも失敗することがあるけれど、それは挽回できるんだということを親が示すことだと思います。
子供に自信をもたせる声がけ・まとめ
親は子供に自信を持って強く生きて欲しいと思うものです。
そのためには、小学生のうちに自己肯定感を高めておくことが大切です。
親が普段から「あなたのことをとても大切に思っている」という気持ちを言葉に出して伝えてあげてください。
自分という存在に「価値」を感じられる子供は、気持ちも強くなるものです。