みんなで1人を無視するといういじめは、小学生の女の子特有かもしれません。
昔は高学年になるほど増えていた無視も、最近では低学年でも起こり始めているようです。
自分の子供が無視の対象になってしまった時、親としては胸がとても痛いと思います。
どのように子供をサポートしてあげればいいのか悩んでいる親御さんも多いのではないでしょうか。
どうやって乗り越えればいいのか、親としてできることについてまとめました。
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小学生の女の子の無視の特徴
無視は人として恥ずかしい陰湿な行為だと思いますが、特に小学生の間で起こりうる無視について特徴を挙げてみました。
理由がない場合も多い
「無視される」といういじめには、特に「これ」という理由がない場合があります。
直接何か言った、されたというようなトラブルが原因で無視が始まったなら、謝るとか仲直りするという方法があります。
しかし、「何となく気に入らない」というような漠然とした理由から無視が始まることがあります。
状況を改善する糸口が見つけにくいという特徴があります。
ターゲットが変わる
昨日まではAさんが無視されていたと思ったら、今日からはBさんに変わるというように、ターゲットがくるくると変わる場合もあります。
「無視するのは良くない」というように、勇気を出して注意をしたことがきっかけになることもあれば、全く何の前触れもなく変わる場合もあるようです。
無視されるのは1人
だいたい無視されるのは1人です。
集団対1人になってしまうことが、無視される側が辛く感じるところです。
今まで仲が良かった友達と話せなくなるのも辛いのに、周りも同調して自分と話してくれなくなるため、クラスの中でも居場所がなくなってしまうことがあります。
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親としてできることは
子供が友達に無視されている、仲間はずれにされているということがわかったら、親としてはどうしてあげれば良いのでしょうか。
子供の変化を見逃さない
子供が皆「無視されている」ことを親に相談してくれるわけではありません。
むしろ、黙っている子の方が多いのではないでしょうか。
子供にもプライドがあります。
自分が無視されていることを、恥ずかしくて言えないと思っている子もいます。
自分で解決して乗り越えらえるレベルならまだいいのですが、辛い気持ちを抱えたまま学校へ行くのは何とかしてあげたいと思いますね。
たとえ子供が親に相談をしてこなくても、いち早くSOSに気づくには、子供の様子を毎日しっかりと観察することです。
元気はあるか
食欲はいつも通りあるか
いつも話していた友達のことを話さなくなったなどの変化はないか
些細なことでも良いのです。
何かいつもと違った様子はないかということをよく見てみましょう。
その上で、もしかしたら悩み事があるのかもしれないと思ったら、「もし困ったことがあったら、どんなことでもいいから、いつでも話してね。」とさりげなく声かけをしてみてください。
受け止めて共感する
子供が自ら相談に来て話してくれるなら、しっかりとそれを受け止めましょう。
ここで、「相手の子に文句を言ってあげる!」などと大騒ぎしないようにしたいですね。
まずは、子供の気持ちを尊重してください。
自分が無視されていることを大勢の人に知られることは、普通の子は抵抗を感じるものです。
だから子供の気持ちを第一に考えて、親が出しゃばったり、関係改善と思ってかえって関係をこじらしてしまわないように気をつけましょう。
まずは、じっくり話を聞いてあげて、受け止めて「辛かったんだね。」と共感する。
心の重荷を半分一緒にかついであげるだけでも、子供は少し強くなれます。
Yes, Noで答えられる質問をする
他方で、無視されていることを黙っている子供もいます。
大人と違って小学生の子供は、起こった出来事や自分の感情を伝えることが、まだうまくできないかもしれません。
以下のような、言葉を考えてうまく表現しないといけない質問を投げかけるとかえって黙り込んでしまう可能性があります。
「何があったの?」
「どうして黙っているの?」
「言わなきゃわからないじゃない!」
子供が黙ってしまっている時には、心を閉ざしているので、Yes, Noで答えられる質問をして、少しずつ話してもらえる努力をしましょう。
この時に大切になることは、普段から親子の信頼関係を築いておくことです。
「はい」「いいえ」で何が起きたのかを聞き出す質問
「今日は学校楽しかった?」
「いつもと様子が違うけど何か嫌なことがあったの?」
「お友達の〇〇ちゃんと今日はお話をしたの?」
「何か嫌なこと言われたりした?」
「もしかしたら、お話ししようとしたのに無視されたりとかあった?」
家庭を安心できる場所にする
「家にいる時は安心して過ごせる」と、子供にはそう思ってもらいたいものです。
パパとママは、何があってもあなたの味方なのだという確信が持てるよう、子供を安心させてあげてください。
「無視されるなんて、あなたが何か悪いことをしたんじゃないの?」などということは、言わないように気をつけましょう。
無視することは「いじめ」です。
仮に何か原因があったとしても、無視以外の解決方法があるはずで、無視して良い理由はないのです。
どうして無視されているのか、原因を一緒に考えるのはいいですが、そもそもストレス解消や遊び感覚でやってしまう子も多く、そんな時は理由を考えてもわかりません。
それよりは、大丈夫だよ、パパとママは味方だよ、ということを話してあげるだけでも心が軽くなると思います。
担任の先生に報告だけはしておく
担任にどうにか解決してもらおう、といった過度な期待は禁物です。
経験豊富で子供のトラブルに対処するだけの力がある先生なら良いですが、そうでないとただ相手の子供を呼んで注意する、という能のないやり方をして、余計に子供が学校に行きづらくなります。
親や先生に言いつけた、となるとさらにいじめが加速する場合もあるので、先生の器を見てからどう相談するかを判断してください。
先生には「ちょっと様子を見てください」という程度に留め、騒ぎ立てない方が良いでしょう。
気にかけてもらい、周りの子供にそれとなく声かけをしてもらうだけでも状況が改善されることがあります。
パパやママが悩みをしっかり受け止めてくれた、自分を否定しなかった、とわかれば子供の心は強くなるものです。
見守るのも親の仕事
いじめが深刻で、子供が体調不良を起こしているというような場合は、すぐに親や先生など大人が介入する必要があると思います。
しかしそうでない場合、子供自身が辛い出来事を乗り越えることも成長するために大事です。
例えば、以下のように、自分なりに対処をして、その状況を変えていくということも、その子の生きる力になるからです。
どうして無視されるのか、相手に聞いてみる
無視されても反応しない
他の友達(男子を含めて)を探す
無視というのは、相手が寂しそうにしたりすることでそれを見て喜んでいる陰険な子が多いので、反応しないのが一番です。
それにはまず子供の意思確認が大事ですね。
親が無理矢理「無視されてもがんばりなさい」というように、対抗することを強要してはいけません。
その子の性格によってどうすればいいのか対処法は変わってきますが、どうしたいかということを子供と一緒によく話し合い、親が何でも口を出さず、じっと見守ることも必要です。
子供の気が済むように臨機応変に対応
子供がもし、無視されるのが辛いから学校へ行きたくないと言ったら、気が済むまで休ませてあげても良いでしょう。
辛いと言っているのに無理矢理学校へ行かせても、逆効果になるかもしれません。
先生には「学校でお友達とトラブルがあるようです」と伝えれば良いでしょう。
ここで「うちの子がいじめられている!」と感情的にならないことです。
人からされて嫌なことは人にしない、と教える
無視するターゲットはよく変わります。
ということは、今は自分が無視されているけれども、次は自分がする方に回るかもしれません。
自分がされて辛かったことを、人にするような子になって欲しくありませんね。
トラブルになった時、相手をいじめるという方法だけはいけないのだと、小さい頃からしっかり教えていきたいものです。
大人になっても、会社で人の悪口を言ったり、特定の人を無視したりという女性はいます。
自分の子供がそんな恥ずかしい大人になってしまわないようにしっかり成長できるよう応援したいですね。
小学生の女の子の無視への対処法・まとめ
子供が無視されている、辛い思いをしていると知ったら、親としてはとても辛く、何とかしてあげたいと思うでしょう。
一番は、子供の辛さを受け止めてあげることです。
そのためには、普段から親子のコミュニケーションをしっかりとって信頼関係を築いておきたいですね。
子供とした約束は必ず守ったり、優しい子に育ってくれることを嬉しいと伝えるなど、親子関係をより豊かにする機会だと思います。
親が子供の気持ちをしっかりと受け止めてあげれば、不当ないじめにも屈しない強い心が育ちます。
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