子供の育て方

子供の外遊びの6つの効果【外遊びで得られるたくさんのメリット】

家の中で勉強するだけでなく、外に出て体をたくさん動かす「外遊び」の効果が見直されてきています。

 

外遊びには体力をつけるだけでなく様々な効果が期待できるからです。

 

今回は、外遊びの効果をご紹介するとともに、何をして遊べばいいかということについてもお話しします。

 

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楽しい外遊びの6つの効果

小学生は成長期のまっただ中にいます。

すくすく育ってもらうためにも、外で体を動かすことはとても大切です。

 

体を鍛える効果

走ったり公園の遊具で遊んだりすることで、筋肉がバランスよくつくようになります。

 

特に運動を意識しなくても走っているだけで身体能力が向上していくので、自然と足が速くなるなどのメリットがあるでしょう。

 

五感を刺激して脳を鍛える効果

暑さ、寒さも刺激になりますし、風のにおいを感じたり、虫の声を聞くなど外にいるだけでも様々な刺激に触れることができます。

 

それが脳への刺激となって、脳を活性化させたり、集中力をアップすることにもつながります。

 

学習への効果も期待できる

外遊びでリフレッシュすることでストレスも解消されますし、疲れてぐっすり眠れることから、生活のリズムが整ってきます。

 

よく眠れているので、朝もスッキリ目覚めます。

そうすると、学校での授業も眠くならずに聞いていられるようですね。

 

また、遊びを通して「考える」ということが身についているので、その思考力は勉強にも活かされてきます。

 

実際、難関大学に合格した子の家庭では、小さい頃に思い切り遊ばせることを心がけていた、という家庭が多いそうですよ。

 

身体が丈夫になる

子供は風の子といいますが、寒くても外遊びをすることによって皮膚や肺が鍛えられ、それが免疫力の向上にもつながります。

 

家の中にばかりいて風邪を引きやすい子は、外で遊ばせた方が丈夫になるかもしれません。

 

想像力や好奇心を育てる

外には子供の想像力を刺激するものがたくさんあります。

 

木の葉、小さな虫など「これはなんだろう?」と思うものに触れることで、好奇心がどんどん育っていきますよね。

 

また、遊具などがない場合、「ここで何をして遊ぼうか?」と新しい遊びを考えだす「創造力」も身につきます。

 

コミュニケーション能力の向上

子供は放っておくと、知らない子どうしでもいつの間にか遊んでいたりするものです。

 

学校では同い年の子と遊ぶことが多いと思いますが、公園遊びは自分より小さい子や大きい子と遊ぶ機会にもなり、年齢の垣根を越えて遊べるようになりますね。

 

友達同士で遊ぶことで、ルールを守って遊ぶということも学べます。

 

鬼ごっこをするにも鬼をどう決めるのか、どうなったら鬼が交代になるのかなど、自分たちなりのルールを決めてその中で遊ぶということを通じ、みんなでルールを守ることで楽しく遊べることを学んでいきます。

 

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外遊びを楽しむには外に出ること!

いざ外遊びをしようと思うと、何をしたらいいか分からないというパパやママも多いと思いますが、子供に任せておけば大丈夫です。

 

公園に連れて行くだけでもいい

公園に連れて行くと、子供は自然と遊び始めてしまうものです。

 

親がいちいち「○○しようか」などと言わなくても、勝手に遊びます。

 

むしろ、大人が「○○しよう」と誘導しても、それが興味のないものなら、楽しくなくなってしまいます。

 

パパやママは、事故が起きないように見守っているだけでいいと思いますが、時には鬼ごっこをしてみたり、かけっこで競争してみたりするのも楽しいですよ。

 

縄跳びをすればダイエットもできて一石二鳥ですね。

 

おすすめは鉄棒です。是非一緒にやってみてください。

 

昔は逆上がりなんて軽々できたのに…と愕然とするかもしれません。

いつまにか、体力も子供に抜かされていたりしますよ。

 

ぶらぶら散歩も効果的

特にしたいことがなければ、外に出て散歩するというだけでもOKです。

 

散歩をしているうちにもっと体を動かしたくなってくるかもしれないですし、「やっぱり公園へ行こうか」なんてことになるかもしれませんね。

 

まずは一緒に外に出て何かをする、という心構えがあれば良いと思います。

 

注意!無理強いをしない

外遊びは子供の成長に良い影響をもたらしますし、ストレス解消にも良いです。

 

しかし、子供も人間ですから、今日は何となく外に出たくないなと思う日もあるでしょう。

 

また、外遊びは、「週に○回やったらこんな効果が出る」というようなはっきりしたものではなく、上記であげた効果もどのように感じるかは個人差があります。

 

たしかに外で体を動かせば身体能力は向上するし、体も丈夫になります。

 

しかし、みんながかけっこで1等賞を取れるようになるわけではないし、風邪を引かなくなるわけでもありません。

 

内向的で、家で本を読んでいる方が落ち着くという子だっています。

 

パパやママと、または友達と、「遊んで楽しかった!」という思いが大事なわけです。

 

それが心を育てるのですし、免疫力などにも良い影響を及ぼすのです。

 

無理に遊ばせようとせず、「天気がいいからちょっと散歩にでも行かない?」と気楽に声かけするだけでも良いです。

 

外に出ることが子供のストレスにならないように気をつけたいものです。

 

外遊びの効果・まとめ

友達と遊ぼうと思っても、みんな塾通いで忙しくて遊ぶ子がいない、ということもあります。

 

平日は難しいかもしれないですが、休日には少し時間を作って、ぜひ子供と外に出ましょう。

 

大人にとっても良いリフレッシュの時間になると思います。

 

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ヨッシー

現在、そろばんスクールにて園児から小学生までの、珠算と学習指導をしています。情熱と指導力は誰にも負けない40代の熱血そろばん講師です! 大学時代は教育心理学を専攻し、心理学オタクでもあります。 最近は、子供のやる気アップに関することや、親御さんの悩み解決にまつわることについても情報発信中です!

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