子供の育て方

休み時間にひとりで過ごす1年生の子供【親としてできることとは?】

我が子が学校の休み時間に「一人で過ごしている」と聞くと、友達がいないのだろうか、いじめられているのだろうかと心配になってしまう親御さんが多いと思います。

しかし本当に心配するようなことなのでしょうか。

 

休み時間に一人で過ごしている理由によって、親の対処法は変わってくるでしょう。

親としてはどうすれば良いのでしょうか。

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休み時間に一人で過ごす理由

小学校の一年生ですと、普通は勉強しているよりも友達と遊んでいる方が楽しいものです。

しかしなぜ、一人で過ごしているのか、その理由を知る方が先ですね。

 

一人でゆっくり過ごしたい

子どもは外遊びが好き!身体を動かすことが好き!というのは、単なる大人の思い込みです。

 

静かに教室の中で本を読んだり、絵を描いたりして過ごしたいという子供もいるのです。

クラスの中には数人そういう子がいます。

 

友達と遊びたくないのではなく、自分のペースで過ごしたいだけなのです。

 

何となく外に出たくない

教室の中で何かしたいことがあるわけではないけれど、じゃあ外に出て何かしたいのかというとそうではない。

 

みんなについて遊びに行こうという気持ちが何となく起きないから、という子どももいます。

その日の気分によってやりたいことが変わることもあるので、それほど心配することではありません。

 

何となく友達と合わない

特にすごく仲が悪いわけではないけれど、何となく合わない友達はいると思います。

そんな友達と無理に遊ぶくらいなら、一人でいた方が楽だなと感じるのかもしれません。

 

いじめられているとか仲間はずれにされているなどの理由でなければ、これはその子に任せましょう。

友達はその子が選ぶものであり、親が無理矢理作らせようとするものではないからです。

 

休み時間をひとりで過ごす子供に親としてできる4つのこと

もしもいじめられているなら、早急に対策が必要です。

担任の先生と協力をして、いじめが起きている理由を把握する必要がありますし、子供の心のケアも必要です。

 

場合によってはスクールカウンセラーなどとも連携して、子供が気持ちよく過ごせる環境を整えてあげることが何より大事です。

 

しかし、そうでない場合、子供が自分の意思で一人で過ごしているのなら、親はそっと見守り、あまり口を出さないことが一番でしょう。

 

子供の自信につながるサポートをする

消極的で、遊びたい気持ちがあるのに自分からは言い出せないという子もいると思います。

そのような時も、親が焦らないことが大切です。

 

「今日は友達と遊べた?」などと聞いたら、余計にプレッシャーになってしまいます。

 

自分から声をかけたりするのは勇気がいるかもしれませんが、ここは自分で乗り越えなければいけないところです。

 

親としてはじっと見守り、家ではできたことを褒めてあげるなど、その子の自信につながるような関わり合い方をしていくと良いでしょう。

 

様子を見に行かせてもらう

どんな風に一人で過ごしているのか心配だというのであれば、先生に相談すれば学校での様子を見学できると思います。

 

一人でどうやって過ごしているのか、他にも一人の子はいるのかなど、自分の目で見てみるのが一番ではないでしょうか。

見学はいつでもさせてもらえると思いますので、直にその姿を見れば、心配ないとわかるでしょう。

 

一人がいけないという価値観を捨てる

別に特に理由はなく、一人でいたいこともあります。

みんながやっている遊びに参加する気が起きないこともあります。

 

子供だからと言って、いつでも友達と遊びたいのかといったら、そんなことはないです。

これは、大人にも当てはまりますね。

 

ですからまずは、「休み時間に一人で過ごしていることは良くないこと」であるという、大人の価値観を捨てる必要があるでしょう。

 

遊ぼうと誘ったのに仲間はずれにされてしまっているという場合は対策が必要ですが、そうではないのに無理矢理「みんなと遊ばないと」と大人の価値観を押し付けるのは、子供にとっては窮屈なことかもしれません。

 

子供が一人で過ごしたいなら、自分が好きなようにさせてあげるのが一番です。

 

しっかり親子の会話をする

一人で過ごしたというのなら、何をして過ごしていたのかということを親子で話せばいいでしょう。

本を読んでいたのならどんな本を読んだのか、あらすじや感想を教えてもらうのもいいですね。

 

友達は、無理に作るものではありません。

子供が一人でいる時間を苦痛だと感じていないのなら、子供も意思を尊重し、「休み時間は友達と遊ばないの?」などと言わない方が良いでしょう。

 

遊びたくなればそのうち自然に遊びに行くでしょう。

家庭ですべきことは、親子の会話です。

友達と遊んだかどうかだけを確認するのではなくて、子供が話したいことを話し、親がそれをしっかりと受け止める、それで十分です。

 

休み時間をひとりで過ごす子供に親ができること・まとめ

子供のうちから一人で過ごすことができるというのは、ある意味すごいことなので、その子の過ごし方として尊重してあげてください。

 

逆に、友達がいないと遊べない方が心配です。

とくに女の子は「グループ」というくくりに縛られがちですが、それを必要としていないのならそれで良いでしょう。

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ヨッシー

現在、そろばんスクールにて園児から小学生までの、珠算と学習指導をしています。情熱と指導力は誰にも負けない40代の熱血そろばん講師です! 大学時代は教育心理学を専攻し、心理学オタクでもあります。 最近は、子供のやる気アップに関することや、親御さんの悩み解決にまつわることについても情報発信中です!

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