一人っ子だと遊び相手がいないので、ママがずっと遊んであげなくては!と頑張りすぎてしまうことがあります。
大人ですから、子供の遊びにずっとつき合っていれば、それは当然疲れますね。
ママが疲れないようにするためにはどうすればいいかということについてお話しします。
少しでも、心を軽くしてください。
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疲れるのは当たり前! 無理しない!
子供の体力はとどまるところを知りませんね。
さっきまで走り回っていたのに、疲れて寝るどころか他の遊びをしようと言い出す始末です。
正直、ウンザリしてしまうこともあると思います。
でもそれで自分を責めないでください。
ウンザリしつつも「子供の遊びにつき合いたくないと思っている自分」をダメな親だと思わないでください。
遊びに対するモチベーションが違うのですから、大人は疲れて当然です。
きょうだいがいても一緒に遊ぶとは限らない
一人っ子のママは「きょうだいさえいたら、一人で遊ばなくてもすむのに」と自分を責めてしまう人がいます。
その罪悪感から、疲れても一緒に遊ばなくちゃいけないと頑張りすぎてしまいますが、それは違います。
きょうだいが必ず一緒に遊ぶかというとそんなことはありません。
むしろ、少ないかもしれませんよ。
ものすごく小さければ、男女問わず遊べるかもしれませんが、小学生ともなると男女の遊びは違ってきます。
きょうだいの性別が違ったら、そもそも遊び方が違いますから、一緒に遊ばない場合の方が多いのです。
また、性別が一緒だったとしても片方は外遊びが好き、片方は家の中が好き、となると、やはり一緒に遊ばないことも多いです。
やりたいことが違うこともありますので、一緒には遊べないことが多々あります。
ですから、きょうだいがいたら良かった、などとは考えないでくださいね。
辛い時は辛いと言おう!
辛いのに我慢して「遊んであげないといけない!」という義務感から遊んでいると、イライラが募ってそのうちに「ぷつん」と張りつめていた糸が切れてしまうかもしれません。
そうなる前に、疲れた時は正直に子どもに「疲れてしまったから少し休ませて」と話してみましょう。
ママも少し横になるなどして疲れがとれれば、「一緒に遊ぼうかな」という元気も出てくると思います。
無理はいけません。
疲れて怒鳴ってしまったりするよりは、感情が溢れ出てしまう前に素直に気持ちを伝えてみてください。
「少しの間、本でも読んで一人で遊んでいて。」と言えば、子供もわかってくれるでしょう。
ママが疲れてしまっている、ということがわかるようになることも大事だと思います。
そのうち「遊んで」と言わなくなる
今は辛いと思います。疲れて、家事もしたくなくなると思います。
でも大丈夫、あと少しの辛抱です。
小学校も低学年のうちはまだ一人で遠くへは行けないので、友達と遊ぶのも近所の子に限られてしまいますが、3~4年生くらいになると交友関係がグッと広がり、友達とばっかり遊ぶようになってきます。
そのうち、昔はあんなに遊んでと言ってくっついて来たのに、と思うようになるでしょう。
むしろ、もっと遊んであげれば良かったと思うこともあるかもしれません。
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ママが遊び相手にならなくても良い方法
そうはいっても、あと1~2年はこんな生活が続くのかと思うと、ちょっとげんなりしてしまいますね。
少しでもママが楽になるような方法を考えてみましょう。
習い事を始める
好きな習い事を始めると、それに夢中になってママに遊んで欲しいと言うことが少なくなる子もいるようです。
元気が有り余っているなら、身体を動かすような習い事が良いかもしれません。
子供もストレスがたまらないし、身体を動かした後は疲れて「遊ぼう!」とは言えなくなってしまうかもしれないですね。
本を読む、勉強する
家の中でも遊べる子でしたら、本を読んだり文字を書くなどのドリルをさせることもおすすめです。
一人で本を読むことがつまらないようであれば、ママは聞き役になって、子供に本を読んでもらいましょう。
図書館に行けば本は山ほどありますし、子供のコーナーであれば、少々声を出して読んでいても大丈夫です。
半日くらいは十分過ごせるのではないでしょうか。
小学生でしたら、読んだ後に感想文を書かせると良いかもしれません。
まだ長い文章を書くのは上手にできないけれど、どんな話だったのか、印象に残った場面は?などママがあらかじめ質問を考えておいて、それにそって書くようにすると書きやすいですよ。
書いている間は集中しているので、少しママも楽になるでしょう。
家事を遊びにしてしまう
家事をゲーム感覚で一緒にやってみましょう。
親としては遊び相手になっているわけではありませんが、子供にとってはゲームを一緒にやってくれているような感覚になります。
洗濯物をたたむ
フローリングの掃除
雑巾がけ
食事の支度の手伝い
上記のようなことを、一緒にやるのです。
家事、仕事としてやらせるわけではないので、時間もかかるでしょうが、自分がつまらないと思うような遊びを一緒にやるよりはいいと思います。
時にはお菓子作りやパン作りなどを一緒にやってみるのもいいでしょう。
パパが休みの日はパパに相手をしてもらう
パパも疲れていて休みたいと思うでしょうが、それはママだって同じことですよね。
これまでずっと子供の相手を一人で担当してきた人は特にそう思うでしょう。
「私にも自由な時間を頂戴!」と。
仕事をするのはたしかに大変なことですが、子供の遊びにつき合うことも家族の大切な時間だと思います。
ここは罪悪感を感じる必要はありません。
土曜日の1日でもいいから、「パパの日」にして一緒に過ごしてもらいましょう。
自分も一緒に楽しくできることを探してみる
一緒に遊ばなくちゃ、、、と思って、やりたくもないことをやるのは本当に疲れますよね。
それなら、小学生でも楽しめて、なおかつ自分も楽しめるような遊びを探してみましょう。
トランプ
オセロなどのボードゲーム
など、インドアの遊びが好きでしたら、大人も一緒に楽しめそうなことを探してみてください。
親子で習い事をする
最近では親子でできるダンスとか絵画教室など、一緒にできる習い事も増えてきました。
もし趣味が合うのなら、習い事を一緒にやるというのもおすすめです。
義務感からではなく、自分も楽しめたらいいですよね。
大人になってから新しいことを始めるというのも楽しいと思います。
一人っ子の遊び相手が疲れる時の対処法・まとめ
くれぐれも、「一人っ子にしてしまったから」などと自分を責めないでください。
ママだから遊んであげないといけない、と自分を追い込まないでください。
疲れている時は疲れていると正直に言いましょう。
子供は一時的に寂しさを感じるかもしれませんが、疲れていることを思いやる気持ちを育てるのも大事なことです。
休んで元気を取り戻せば、ママの気持ちにも余裕が出てくるでしょう。