親の悩み

マウンティングをやめたい人へ【嫉妬しないで楽になる考え方のコツ】

人よりも自分の方が優れている、勝っているということを誇示してしまうことをマウンティングといいますが、人間関係も悪くなりますし、自分も楽しくありません。

 

自分でもそれを自覚していて、マウンティングをやめたいと思うんですよね。

なぜマウンティングをしてしまうのか、また、されてしまうのか。

 

その原因を知ってマウンティングをせずに心穏やかに生きていく方法を考えませんか?

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マウンティングをしてしまう3つの原因

なぜ他人に対してマウンティングをしてしまうのか、それは自分の心理に原因があるのです。

 

コンプレックスがある

自信のなさ、自分の境遇に対するコンプレックスなどの裏返しとして、マウンティングしてしまうことがあります。

 

例えば自分が高卒で、そのことを恥ずかしいと思っている人はそのコンプレックスから目をそらすために「うちの夫は○○大学卒なの」と、言う必要のないことを言ってしまうのです。

 

自分の価値観にこだわっている

お金持ちは偉い

学歴が高い人はすごい

大企業に勤めている人はすごい

そんな風に、自分の価値観にこだわっていないでしょうか。

 

たしかに、そう思う人もいるかもしれませんが、思わない人もいます。

お金持ちはすごいなあと思う人もいれば、全くうらやましがらない人もいて、価値観は人それぞれです。

 

それなのに、自分が「○○はすごいんだ!」と思っていることにこだわり、自分がいかにそれに近い人間なのかということをアピールしたくなってしまうのです。

 

見下されたくない

自分に自信がないと、人に見下されたくない、その人よりも下だと思われたくない、という心理が働きます。

 

だから無意識に、防衛的な気持ちからマウンティングしたくなるのです。

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本当にすごい人は自慢しない

本当にすごい人は、自慢しないものです。

マウンティングなどしないのです。

なぜならば、経歴やもっている「もの」「お金」にはそれほど価値を感じていないからです。

 

それよりも、自分がどう生きていきたいのか、豊かに生きる方法を考えています。

人に自慢して優越感を感じるような人ではないのです。

 

マウンティングされてしまう3つの原因

逆に、マウンティングされやすい人もいますね。

マウンティングされるからこっちもやり返そう!と思ってマウンティングしてしまうことがありますから、なぜマウンティングされるのかという原因も知っておいた方がいいかもしれません。

 

気が弱い、おとなしい

この人なら何を言っても言い返してこないだろうと思われていると、ターゲットにされやすいです。

 

マウンティングをやり返してはいけませんが、たまにはイヤなことはイヤだと自己主張することも大切ですね。

 

あなたを格下だと思っている

この人なら私の優位性を誇示できる、相手にそう思われるとマウンティングをしてきます。

 

あなたの方が優れていると思っている

逆に、この人がうらやましい!と思われた時にもマウンティングされやすくなります。

うっかり「この間、ハワイに行ってね」なんて話をしようものなら「なに自慢してるのよ!」とねたまれて(それをマウンティングだととられて)、マウンティングされやすくなるのです。

 

自分はそのつもりがなくても、自慢ととられるような発言はしないように気をつけたいものです。

 

マウンティングをやめる4つのコツ

では、マウンティングをやめるにはどうすればいいのでしょうか。

 

マウンティングに対抗しない

マウンティングされた時に、つい「私だって」と張り合う気持ちが出てきてしまうかもしれませんが、それはそっと脇におきましょう。

 

マウンティングしてしまう人の気持ちはわかると思うので、「そうか、この人も大変なんだな」くらいに思って、受け流します。

大きな気持ちで話を聴いてあげられたら、相手も張り合うことやめるかもしれません。

 

「人は人、私は私」と心に刻む

人と自分を比べて優劣を付けることほど無駄で、虚しく、意味のないことはない。

それを知ってください。

 

100メートル走って何秒かと競うのはわかりやすいです。

それは「競争」。しかし、人生を人と競う意味があると思いますか?

 

お金持ちだとか学歴が高いとか、旦那が出世しているとか。

人と比べることにはあまり意味がありません。それは正しい競争ではありません。

 

人は人、私は私。もう比べるのはやめましょう。

自分がどうやって生きることが幸せだと感じるのか、それだけを考えていきましょう。

 

すごくなくても良いと思うようにする

自分の方が上だと思わせたいのは、自分を認めて欲しいという心理からくるわけです。

それは誰でも持っている承認欲求なのですが、認めてもらうことと「すごいと思われる」ことは違う、ということを理解してください。

 

勝ち負けにこだわるのはやめる。そして、人生は勝ち負けではないということを理解しましょう。

そのためには自分ができないことに目を向けると効果的です。

「負け」を認めるのです。

 

ああ、私ってこんなこともできない、あんなこともできないなって、一度書き出してみてください。

できない自分を受け入れることができたら、気持ちがすごく楽になるからです。

 

そんなにすごい人ってそうそういないし、何でもできる人はいないんです。

ですから、全然すごくなくてもいいのです。

 

できないことを考えていくと、逆に「できること」もわかってきます。

これはできないけど、これならできるとか。

 

そうすることで自分の価値に気づくことができる。

そうか、すごくなくてもいい、今の私でいいんだと思えれば、無駄なマウンティングをしなくても済みます。

 

今ある幸せに目を向ける

マウンティングしたくなるのは、「あの人がうらやましい」という気持ちがあるからです。

それなら、うらやましいと思わなくなればいいので、自分がどれほど今幸せなのかということに目が行くようにしましょう。

 

コンプレックスがあって、それを「悪いもの」だと思っているからマウンティングしたくなるのです。

等身大の自分を受け入れ、今の幸せにもっと目を向けてください。

 

今の自分に不満があって、もっとこうなりたい、こう生きていきたいと思う気持ちがあるのなら、マウンティングをするのではなくて自分を向上させるための努力にエネルギーを注ぎましょう。

 

マウンティングをやめたい人への対処法・まとめ

もっと自分の価値に気づくことができれば、マウンティングする必要がなくなります。

 

そのためには、今の自分をしっかり見つめてください。

完璧な人などいないのです。

今の自分でいいんだと思えた時に、無駄な争いから解放されますよ。

 

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ヨッシー

現在、そろばんスクールにて園児から小学生までの、珠算と学習指導をしています。情熱と指導力は誰にも負けない40代の熱血そろばん講師です! 大学時代は教育心理学を専攻し、心理学オタクでもあります。 最近は、子供のやる気アップに関することや、親御さんの悩み解決にまつわることについても情報発信中です!

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