子供に何回も同じ絵本を読んでほしいとせがまれて、飽き飽きしている親御さんもおられるのではないでしょうか?
何回も読んで、親の方が半分飽きてしまっている絵本を、また読んでほしいとくり返し子供にせがまれると、「読み聞かせはめんどくさい」と思ってしまうことが普通だと思います。
しかし、読み聞かせにはたくさんのメリットがあり、子供の成長には大変価値のあることです。
今回は、めんどくさいと思っても、読み聞かせをすべき理由や、対処法について紹介したいと思います。
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読み聞かせがめんどくさい親御さんが知っておくべきこと
読み聞かせは、根気のいる活動ではありますが、その分、子供の成長にはとても良い効果が期待できます。
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ここでは、「面倒だ」という気持ちを克服できるような知識をまとめてみました。
子供は気に入ったことのくり返しが好き
子供は、気に入ったことがあると、くり返して楽しむ性質があります。
例えば、好きな言葉や音楽、リズムをくり返したり、同じ絵本を何回も読むことも好きですね。
その理由としては、新しいことばかりが起きている中で、自分の知っていることがあると、子供本人の心が安心するのだそうです。
知らないことばかりで、新しいことが次々と起きる毎日の生活の中で、知っている絵本、結末を知っているなじみのある絵本を読むことは、安心する源となるのです。
わかりやすい例で例えるならば、英語が全然わからない人が、10曲くらい知らない洋楽を聞いた後に、知っている日本の曲が出てきたら、なぜか安心してホッとしますね。
子供の立場に立って考えてみると、くり返し絵本を読むことが、子供の心の安定につながることが理解できると思います。
子供は読み聞かせを通して言葉を覚えている
好きな歌をくり返し歌っている間に、歌詞を全部覚えてしまうということは、誰しもが経験していることだと思います。
子供も好きな絵本をくり返し読んでもらうことで、好きな文章を覚えているのです。
幼いうちは、文字を読めませんから、耳から聞いて、絵と共に頭にインプットしながら、言葉を少しずつ覚えています。
多くの語彙が頭に残れば、言語能力の高さは、将来の思考力アップにもつながりますので、多くの言葉を覚えることで将来損をすることはないです。
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子供にパラパラページをめくって遊ばせるだけでも良い
これは、幼児教育に携わる教授に大学時代の講義で聞いた話ですが、幼児が絵本を自分でパラパラとめくって、ストーリーの流れを気にせずに、ページを行ったり来たりさせることは、教育的に良いことなのだそうです。
その先生の専門は、絵本の教育でして、本当に多くの絵本を研究されていました。
子供は、リズムが好きですし、絵も好きです。
「ふわふわ」とか、「どすーん」など、音を表現するオノマトペも大好きですね。
文字は読めなくても、ページを自分でパラパラとめくって、ストーリーを気にせず、絵だけを見て、ページをめくったり戻ったりすることも、楽しく学ぶプロセスだという話をお聞きしました。
このことを知らず、絵本は最初からストーリーに沿って読むべきだと、親が思い込んでいる場合、子供がパラパラと絵本をめくって学習している時に、「それは違うよ!」と言ってしまって、せっかくの学習を止めさせることになってしまいますね。
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くり返しを好むのは幼い間だけである
幼児の間は、好きなことをくり返すことが好きですが、大人が同じことをくり返すことに飽きてしまうように、成長と共になくなってゆきます。
読み聞かせをくり返しくり返しせがまれることは、確かに大変ですが、これは子供の時期特有のものです。
子供が成長すればするほど、パパやママに甘えてくることもどんどん減ってゆきますから、甘えられる時期に思う存分甘えさせてあげたら良いと思います。
小学校の中学年にもなれば、パパやママよりも、お友達との付き合いを大切にし始めるようになってきます。
今しかこういう機会はないし、「絵本を読んで!」と、べったり甘えてくるのも幼児の間だけだと考えると、「よし、もう一回読み聞かせを頑張ろう!」という気になってきませんか?
子供は愛され感とスキンシップも楽しんでいる
自分は親に愛されているという安心感は、将来の自己肯定感や自信にもつながってゆきます。
忙しいからといって、子供の愛情の飢えに応えてあげられないと、反発心を起こしてしまい、反抗的な態度や、親が嫌がることをわざとしてしまうこともありますね。
しつけは大事ですし、間違ったことを怒ることは大事です。
しかし、基本的に子供は常に構ってほしい生き物ですから、絵本の読み聞かせの間は、怒られることもなく、親との楽しい時間を過ごせるわけです。
絵本を楽しむことに加えて、子供はパパやママとのスキンシップや、愛されているという実感を味わうために、せがんでいるのです。
読み聞かせが面倒だと思う時の対処法
くり返し絵本を読んであげることは、くり返しを好まない大人としては、退屈な作業になりますね。
退屈ではありますが、できるだけ子供には付き合ってあげる必要があります。
一番良いのは、面倒だと思わなくしてしまうことでしょう。そのためには、習慣化が良いですね。
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習慣にしてしまう(する日、しない日を作らず、毎日の自然な日課としてしまう)
それが難しい場合は、毎回はおすすめしませんが、本当にお疲れの時などは、子供に疲れている理由を説明して、たまには手抜きをすることも大事と思います。
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自分で読み聞かせの音声を録音しておいたものを利用する
音声は録音しておいて、子供と一緒にページをめくるだけだと、実際に毎回読むよりも楽になりますね。
読み聞かせをするときに知るべきこと・まとめ
子供によっては、絵本の読み聞かせが好きすぎて、何回も何回もくり返しせがんでくるということもあるでしょう。
でも、それは、とても良い兆候ですね。
将来、学力、思考力、想像力、表現力などがアップする基礎となる力は、読書から多くを身につけられるからです。
絵本を好きな子は、本への興味がわきますから、将来読書好きになる可能性がありますね。
読書が嫌いになってしまってから、将来、急いで本を好きになってもらおうと思っても、大変だと思います。
今は読み聞かせがツライと思うこともあるかもしれませんが、子供の成長のため、将来のために、今頑張って、後で楽をしたらいかがでしょうか。