普段掃除をしてはいても、年末が近づくと大掃除をする家庭は多いでしょう。
こんな時こそ、家族で協力して家事をする良い機会ですね。
自分が住んでいる家なのですから、子供も参加してきれいにするのは当たり前!という考えを持ってもらうためにも、一緒に楽しみながら大掃除をしませんか?
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もくじ
大掃除の手伝いを子供がすることのメリット
子供と一緒に大掃除をすることのメリットを4つ挙げてみました。
一度に様々な掃除を体験できる
普段の掃除だと、掃除機をかけるというのが多いでしょうか。
他に床を拭いたりすることもあると思いますが、毎回ではありませんね。
その点大掃除は家中を全て掃除しますから、掃き掃除から拭き掃除まで色々な掃除を一度に体験できるのです。
掃除の手順がわかる
掃除というと、なぜか子供は雑巾掛けが好きだったりしますが、普通掃除をするときに、いきなり雑巾掛けはしませんよね。
まずは上から埃を落とし、前に向かって掃除機をかけて埃を取り、それから最後に後ろに向かって雑巾掛けをする。
こういった掃除の手順もやってみないとわかりませんから、身をもって覚えるいい機会になります。
きれいになることの喜びがわかる
普段から掃除をしている部分はそんなに汚れがひどくはありません。
しかし、久しぶりに掃除をするところはかなり汚れていることもあるでしょう。
だからこそ掃除のやりがいがあります。
汚れていたところがみるみるうちにきれいになっていく様子は、掃除をしていてとても気持ちのいいものですね。
きれいになるってこんなに気持ちがいいことなんだ!ということが子供でもわかります。
自分でせっかくきれいにしたところは汚したくないと思うでしょう。
これからも、家をきれいに保とう!と思ってくれるかもしれないですね。
家族とのコミュニケーションが活発になる
家中の掃除となると、ある程度計画を立てて効率的に行わないとなかなか終わりません。
ですから、みんなで協力して、ここが終わったら次はここだね、など話し合いながら作業を進めていきます。
掃除をしながら、「こうするとやりやすいよ」とやり方を教えてあげたり、「すごくきれいになったね!」と褒めてあげると、コミュニケーションも活発に。
褒められれば子供も自分が役に立っているなという実感を持つことができて嬉しいでしょう。
人に喜んでもらえることの喜びから、またお手伝いをしよう!という気持ちも芽生えてくると思います。
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子供が手伝いたくなる大掃除4つの方法
お手伝いしてとか、掃除をしよう!といっても子供はなかなかやろうとしないかもしれませんから、「なんだか楽しそうだな」と思ってもらえるような工夫が必要です。
子供のための掃除道具を揃える
まずは、子供にも家族の一員として重要な役割を担ってもらうために、「形」から入りましょう。
子供専用の掃除道具を揃えてあげるのです。別に大層なものでなくてOKですよ。
100均に行って、雑巾、エプロン、三角巾などを買い揃えます。
細かいところを掃除するための使い古しの歯ブラシなどは家にあるものが使えますね。
自分専用の道具があれば、俄然やる気が出るでしょう。
みんなで同じところを掃除する
ママはキッチン、子供はリビングなどと場所を分けてしまうと目が行き届かないのもありますが、指示を出しにくくなるので掃除が進みません。
結局全部自分でやる羽目になるので、同じところをみんなで掃除しましょう。
例えば、外に出て一緒に窓拭きをするとか、キッチンならママがコンロのを掃除をして子供はシンクをこする、などです。
みんなで一緒にやっているという連帯感が大事です。
きれいになったところを褒める
初めての大掃除だと、なかなかこちらが思うようにはやってくれないと思いますが、それでも「ここがきれいになってない」などと注意はしないことです。
せっかく頑張ろうと思っているのですから、きれいになったところを褒めてください。
子供だって、こんなに雑巾が汚れた、拭いたところがこんなにきれいになった!ということが目に見えて分かれば嬉しいでしょう。
完璧にやろうとしない
大掃除ですが、完璧にやろうとしないことです。
今年は子供と一緒に楽しんでやるのだと割り切ってください。
思うようにできない、きれいになっていないなどと思いながらやっていると、それが声や表情など態度に出ます。
せっかく子供が一緒にやってくれているのですから、「手伝いをしてくれている」ということに満足すれば良いのではないでしょうか。
今年の大掃除は窓とか目立つところを子供にやってもらって、きれいになったねと喜ぶことが目標です。
やり残したところがあれば、あとでそっとやっておきましょう。
お手伝いが楽しいと思ってもらうために
家のことはみんなでやるものですし、お手伝いは当たり前のことではありますが、やはり頑張ったらご褒美があると良いですよね。
大掃除が終わったらみんなでおやつを食べるとか、夕食のデザートにケーキが出てくるとか、何か子供の喜ぶものがあるとまた頑張ろうと思えるのではないでしょうか。
それから、子供に感謝の気持ちを伝えることも大切です。
誰だって、やって当たり前と言われてしまってはやる気が出ませんよね。
自分もみんなの役に立てている、ママやパパがすごく喜んでくれたということを実感し、自分に自信を持つことができるのがお手伝いの良さです。
子供の自律心を育むためのものであり、単なる労働ではないということです。
まとめ
子供が手伝うことでいつものペースで掃除が進まず、面倒に感じることもあるかもしれません。
でも、家族みんなで過ごせる年末に、家族で力を合わせて何かできるというのはとても貴重な体験ではないでしょうか。
掃除が単なる家事ではなく、家族の絆を深める行事にできればいいですね。