子供が小さいうちはしょっちゅう熱を出して休む羽目になるママも多いでしょう。
小さいうちは仕方のないことですが、周りの人が皆子育てしながら働くことに理解があるわけではありません。
肩身がせまい思いをしながら休みを申し入れる時、また、次に出勤した時など少し気遣いをすることで、仕事がしやすくなるかもしれません。
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少しでも休みやすい状況を作る方法
子供の体調不良は気をつけようがない部分もあって、大抵の人は仕方のないことだとわかってくれます。
ただ、「子供が小さいうちは休むのは仕方ない」と開き直ってしまっては周りの反感を買ってしまいます。
また、突然インフルエンザにかかるとか、休みの時に怪我をしてしまうとか、突然仕事に行けなくなる可能性は誰でも持っています。
だから、本来は突然休むのは子持ちのママだけではないのですが、休む日にちが他の人より多いとどうしても目立ってしまいます。
そのような中で少しでも休みやすい状況を作るには、常に「休む可能性」を考えて仕事を進めることです。
明日はないと思って仕事をする
「これは明日やろう」
そんなふうに先延ばしにした時に限って、子供が朝から熱を出したりします。
だからこそ、常に「明日はない」と思って仕事をすることが必要なのです。
今日できることはできる限り今日のうちに済ませ、明日でいいことでももし今日できるなら少しでもやっておく。
そんな風にして、自分でできる範囲の仕事はどんどん進めておくに限ります。
休んだ場合の対処法も考えておく
朝、急に子供の具合が悪くなったり、保育園から電話がきて迎えに行く羽目になった時でも、慌てずに仕事をどう回すかということを考えます。
常日頃からこのようなことを考えておきます。
もし休んだら、何を誰に頼むか
自分がいなくてもいいように、資料をわかりやすく整理しておく
会議があっても、自分の代わりに出席できる人を常に確保しておく
前日に、明日やることをはっきりさせておく
突然休まれて文句を言われるのは、何がどこにあるかわからない、仕事の状況がどうなっているかわからないなど、周りの人が混乱してしまう状況を作っているからです。
出勤してから「今日は何から始めようかな」ではダメで、少なくとも前日には翌日の仕事の予定を立てておき、万が一休んだ場合どうするかということを考えておけば、当日休む羽目になっても慌てることはありません。
普段からリスクマネジメントと周囲の人への根回しが大切なのです。
そして実際に休んだ日の対応もお願いできるようにしておきます。
○○に関する書類は××にあります。
打ち合わせをする予定だったお客様には自分で連絡をします
何かあったら家にいるのでメールでも電話でもください
この業務だけお願いしてもよろしいでしょうか
そのように具体的に予定を説明できれば、誰も困らないでしょう。
これは、本来ママだけに必要なことではなくて、働く人すべてに必要なことです。
誰だって突然休むリスクはあるのですから、万が一自分が休んだとしても周囲の人が困らないように準備しておくのは当然。
そう考えれば、ママだから特別にしなければいけないことでもないのです。
ビジネスパーソンとして当然のことだと考えましょう。
休んだ次の日には必ずお礼を
計画休暇ではなく、突発的にお休みをした日の翌日は、周囲の人に一言お礼を。
予定外のことで迷惑をかけてしまっている場合もありますし、お休みをいただきありがとうございました、おかげで熱も下がりました、と一言いうだけで周りの人の気持ちも違うでしょう。
普段から大変な状況を話しておく
ほとんど熱を出さない子もいれば、月に1度は休んでいる、という子もいます。
体が弱ければ、あまり無理をさせないなど親としても努力をしていると思います。
しかし、どんなに気をつけても子供は風邪をひきます。
夫婦で協力して仕事を休めればいいですが、休むのはママばかり、という家庭も少なくないですね。
そんな状況を普段からなんとなく周囲に話しておくと、頑張っているのに大変だなと思ってもらえるかもしれません。
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日頃の仕事ぶり、フォローが大事
子供の病気で仕事を休んでも、何も言われない人とそうでない人がいます。
もちろん、上司の考え方や周囲の理解があるかということも大きいのですが、日頃の仕事ぶりもとても大事です。
自分の担当の仕事をきっちりとこなすのは当然です。
それに加えて、普段から周りの人への気遣いをしているかどうかというところが大きなポイントになります。
手が空いているときは率先して手伝う
少しでも手伝える余裕があるのなら、率先して声をかけ、フォローしましょう。
その姿勢が認められれば、突然休んだからといって非難されることは少なくなると考えます。
普段からホウレンソウを欠かさない
自分が今何をやっているのか、どこまで仕事が進んでいるのか、常に上司、同僚に報告しておくことです。
困っていることがあれば早めに相談します。
そうすれば、突然休んでも周りの人がフォローしやすくなるからです。
頑張って仕事で結果を出していこう
なんだかんだ言っても、大事なのは仕事の結果です。
お給料をもらっている以上は結果を出していかなくてはなりません。
肩身がせまい思いをしても、ただ謝ればいいのではなくて、仕事がスムーズに進むようにできるだけのことをする。
これを心がけてください。
3歳くらいまではしょっちゅう熱を出すでしょう。
インフルエンザなど流行り病にもかかります。
でもそれも、あと数年の辛抱です。
年長さんくらいになるとだんだん丈夫になりますし、小学校に入るとほとんど休むことはなくなるでしょう。
勤務の仕方や仕事の分量も相談してみる
どうしても今のままでは仕事が厳しいと感じたら、子供が小さいうちだけでもいいから勤務時間を調整するとか、仕事の内容を変えてもらうなど、柔軟な考え方も必要です。
子育てで仕事を休む時の対処法・まとめ
働くママは大変な思いをして仕事をこなし、休む時にもいたたまれない気持ちで休んでいることと思います。
理解をしてくれる人、応援してくれる人は必ずいると思うので、その人たちの期待に応えるためにも、自分なりに仕事で結果を出していきましょう。