学校の休校中、家で過ごす時間が増えたことは嬉しいけれども、何をして過ごしたら良いかわからないという子供さんも多いと思います。
親としては、ゲームに明け暮れて時間を無駄に過ごしてしまうよりは、せっかくなので、将来のための知識や教養を身につけたり、学力アップのために、その貴重な時間を使ってほしいですね。
そのためには、1日たとえ10ページでも良いので、読書の時間を設けることをおすすめします。
そして、せっかく読書をしたなら、読書ノートを作成してほしいということで、今回は、読書ノートの作り方や、テンプレートの見本などをご紹介させていただきたいと思います。
ご興味のある方はこちらの記事もご覧ください。
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読書ノートの効果(思考力や創造力アップ)
読書はただ本を読んで面白かった!という感想一言で終わってしまうよりは、内容を思い出して、自分なりに思ったこと、感じたこと、疑問に思ったことなどを書き留めておくと、思考力を鍛えることにもつながります。
本を読むこと(インプット)と、読んだ後に何かを自分で書くこと(アウトプット)には大きな違いがあります。
読むことは誰にでも比較的簡単にできますが、自分の考えを文章に書き記すことは、思考力と表現力を必要とし、一朝一夕にはできません。
これからのAIの時代では、人間は創造力や論理的な思考力を鍛えていかないといけなくなるでしょう。
小学生の頃から、本を読み終わった後に、思ったことを書き留めておく習慣を身につけておくことで、自分の考えを具体的に表現できる表現力を身につけたり、また創造力や思考力を鍛えてゆくことができると思います。
読書ノートを楽しく続けるコツ
読書も読書ノートも、1回だけで終わるものではありません。
できれば、人生を通して、たくさんの本に出会い、たくさんのことを思考し、頭を使って自分の考えをしっかり持てる人になれたら素晴らしいですね。
最初から気合を入れて頑張り過ぎると、あっという間に三日坊主で終わってしまいます。
人生はまだまだ長いですし、完璧なものを求めず、最初は1行でもいいから、とにかく何か自分の感想を書いてみるということのみに焦点をあててみましょう。
何かをずっと継続している人はたくさんいますが、その多くは、最初はグダグダな状態でも、とにかく今すぐやってみることからスタートしています。
「どうしようか?」とか「何を書こうか?」など、思いを巡らすこともあるかもしれませんが、最初はとにかく、迷わず、1行で良いので、何かしらの言葉を書いてみるということでオッケーとしましょう。
重要なことは、無理をしないで、長期的にボチボチと続けてゆくということです。
読書ノート無料テンプレート見本
小学校高学年用の読書ノートテンプレート見本(PDF)はこちらです。
→→→読書ノート見本(高学年用)(ご自由にダウンロード&印刷してお使いください。)
小学校低学年の読書ノートテンプレート見本(PDF)はこちらです。
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読書ノートのテンプレート・まとめ
今回は、テンプレートの例をご紹介しましたが、慣れてきたら、自分で読書ノートを1冊作って、自分だけのオリジナルのテンプレートを作ってみてください。
愛着がわいて、読書ノートを更に長期にわたって続けてゆくモチベ―ションにつながると思います。
何ごとも楽しくないと続けられませんから、義務感などは持たず、途中のプロセスを楽しめると理想的ですね。
読書は本来楽しいものであり、知識や教養を深めるために非常に有効です。
1人でも多くの子供達が、たくさんの本に出会い、読書を楽しめることを応援しています。