そろばんの学び方

そろばんを親が教える時に知っておきたい注意点!そろばん講師が解説

投稿日:2018年9月1日 更新日:

そろばんを親が教えるときは、どのようなことに注意すればいいのでしょうか。

 

「親が子どもに教えても大丈夫だろうか」と不安に思うかもしれません。

親がそろばん経験者であれば、体系的な指導は難しいにせよ、珠の入れ方を教えることはできます。

 

しかし、いくつか注意しておきたいことがあるのも確かです。

そこで今回、お子さんがそろばん初学者の場合の、親が子どもにそろばんを教えるときの注意点を解説します。

 

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親が子どもにそろばんを教えるときの4つの注意点

まず、親がそろばんの経験者であるなしに関わらず、知っておいたほうがいいことがあります。

級によって教えるポイントがある

そろばんは、級によって科目・桁数など重点的に教えるポイントが違います

そのため、お子さんが初めてそろばんを学ぶのであれば、市販の教材を使って練習することをおすすめします。

 

市販の教材は、10級、9級と級ごとに冊子が分かれているものがおすすめです。

級に応じた、段階的なそろばんの使い方を学ぶことができます。

 

動画コンテンツを利用するのも一つの手段

最近では、指の動き、珠のはじき方など、動画コンテンツが出ていますので、それを参考にしながら教える方法もあります。

 

ただし、動画コンテンツを利用するときは、配信者がそろばんを専門的に教えている人かどうかを確認しましょう。

 

また、そろばんの珠の入れ方は、一つではないということも知っておきましょう。

「別の動画を見ると、全く違う珠の入れ方をしている」ということも出てきますが、おかしなことではありません。

 

姿勢に注意

そろばんは姿勢が大切です。

正しい姿勢で弾くことが、上達の近道でもあります。

 

お子さんの右ひじは机にくっついていませんか?

正しい姿勢では、右ひじは上の図のように宙に浮いた状態になり、机と接触しません

 

これは、右腕の動く範囲を広く取るためで、そろばんのスピードアップには大切なポイントです。ここでひじを机に付けるクセが付くとなかなか直りません。

 

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動作は一気にやる【重要】

たとえば、「7+5=」の問題です。

 

これは一般的に、次の2つの動作をすることになります。

  1. 5玉を上げる(引く)
  2. 10の位の1だまを上げる(足す)

(②⇒①とする方法もあります)

 

ここで、①と②の動作は別々にするのではなく、一気に一連の動作としてするようにします。

これはスポーツと同じで、何回も練習していくうちに頭で考えなくても、勝手に指が動くようになっていきます。

 

慣れないうちは難しいと思うので、まずは、そろばんに触れずに空中で①の動作、②の動作をして動きをイメージします。

 

指をどう動かすのかイメージが出来たら、実際にそろばんの珠を動かします。

①⇒②と間髪入れずに指を動かしましょう。

 

これがスピードアップのコツであり、大切な指導方法です

①の動作をして、一呼吸入れてから②の動作をする、このように動きを分解してしまうと、結果的に正解は出るのですが、進級していくうちにどこかで壁にぶつかる結果となります。

 

珠の入れ方はさまざまある

先生や教室によっても、珠の入れ方はさまざまです。

例をあげてみましょう。

 

見取り算

たとえば7-4をそろばんで入れるとします。

人によっては、5玉を払ってから1入れるように指導する人もいますし、反対に1玉を入れてから5玉を入れるように指導する先生もいます。

 

掛け算・割り算

掛け算と割り算には、主に以下の3つの計算方法があります。

 

定位法

掛け算に多い入れ方ですが、掛ける数、掛けられる数を両方ともそろばんに入れて計算する方法です。

 

片落とし

掛け算であれば掛けられる数、割り算であれば割られる数だけをそろばんに入れて計算する方法です。

割り算の場合は片落としで計算する教室が多いです。

 

両落とし

掛ける数、掛けられる数、あるいは割る数、割られる数の両方ともそろばんに入れずに計算する方法です。

割と難しい入れ方です。

 

このように、指導する人によってはじき方や計算方法が違います

そろばんを習ったことがある人は、自分が習ったときと同じやり方をお子さんに教えても問題ありません。

 

しかし、諸事情により、後々そろばん教室に通うことになった場合は注意が必要です。

親がこれまで教えていたそろばんの入れ方と、教室で指導しているそろばんの入れ方が違うかもしれないからです。

 

また、変な癖がついていた場合、一からやり直す可能性もないとはいえません。

親が子供にそろばんを教える場合、上記のリスクがあることも知っておきましょう。

 

そろばんは独学より教室で習ったほうが効果的

体系的な指導ができない

「家の近くに教室がない」、「クラブで忙しくてそろばん教室に通う時間がない」などの諸事情があれば別ですが、そろばんは、教室に通って指導してもらったほうが効果的に学ぶことができます。

 

なぜなら、教室通いであれば決まった曜日、決まった時間で定期的、継続的な指導が行えるからです。

子供のレベルに合わせた、体系的な指導も受けることが出来ます。

 

しかし親が教えるとなると、仕事や家事の忙しさもあり、子供にそろばんを指導する時間が不定期になるリスクがあります。

 

スピードを重視した指導、正確さを重視した指導など、子供のそろばん技術を伸ばすための体系的な指導というのも難しいのではないでしょうか

 

親がそろばん未経験であれば、なおさら教室に通ったほうが理想的ではあります。

 

自宅学習は続かないケースも

最悪の場合、最初はそろばんを教えていたけれども、徐々にやらなくなることもありえます。

 

途中までしか教えられず、結局そろばんをしなくなるか、そろばん教室に通うことになるケースもあります。

さらに、親が教えるということは、同時に親の負担も増えることになりますね。

 

一方、教室に通わせると、確かに月謝を支払うことにはなります。

しかし、そろばん教室には指導法が確立されているので、体系的に教えてもらえます。

 

どちらの場合もメリット・デメリットはありますので、それぞれの状況に合わせてそろばんを習えるといいですね。

 

そろばんを親が教える時の注意点・まとめ

基本的に、そろばんを経験している親がお子さんにそろばんを教えることに問題はありません。

ただし、年月が経っている場合、そろばんの入れ方や用語など忘れている場合があります。

 

お子さんに誤った知識を教えてしまわないよう、教える内容は自分でも一通り復習しておくことが大切です。

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ヨッシー

現在、そろばんスクールにて園児から小学生までの、珠算と学習指導をしています。情熱と指導力は誰にも負けない40代の熱血そろばん講師です!

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