せっかく順調に通っていたと思ったら、子供がそろばんを辞めたいと言い出した。
こんな時、あなたならどうしますか?
申し出通り辞めさせるか、それとも説得して続けさせるか、どちらがより良い対応なのでしょうか。
それは子供がそろばんを辞めたいと思った理由によると考えます。
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辞めたい理由によって違う適切な対応
子供は色々な理由で習い事を辞めたいというものです。
ですから、頭ごなしに「辞めるなんてダメだ」と怒らずに、その理由をちゃんと聞いてあげる必要があります。
他にやりたいことがある
もしそろばんよりも他にやりたいことがある、他の習い事がしたいというならその理由をしっかり聞いた上で、辞めるか続けるかしっかり話し合ってみてください。
子供は「友達が通っているから」という理由で習い事をしたくなるものです。
だから口では「他のことがやりたい」と言いつつ、本心は友達と一緒に通いたいだけ、という場合もあります。
もしそろばんを辞めて新しい習い事を始めるなら、その友達が辞めてしまったとしても、その理由であなたも辞めていいということにはならないということを理解させる必要がありますね。
それでも他のことがやりたいなら、やらせてみてもいいのではないでしょうか。
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もっと遊びたい
そろばんは週に2~4回くらい通うのが普通です。
ですから、他の習い事と比べるとちょっと通う頻度が多いですね。
ですから、そろばん以外にもあれこれと習い事をしているなら、たしかに遊ぶ余裕もなくて辞めたいというかもしれません。
それなら、もう少し子供の自由時間が増えるように、スケジュール調整をしてみましょう。
遊ぶ時間もあって満足できるなら、またやる気が出てくるかもしれません。
先生との相性があわない
先生も人間です。
良い、悪い、ということではなくて、子供と相性が合わない場合もあります。
もし「先生が嫌い」と言っているなら、どんなところが嫌いなのかしっかり話を聞いてあげてみてください。
そして、必要があれば授業を見学させてもらいましょう。
先生がどんな教え方をしているのか、どんな対応をしているのかを実際に自分の目で見れば、子供が何をいやがっているのかが分かると思います。
その上で先生と話し合ってみれば、対応が変わるかもしれません。
ただ、これから子供が成長するに従って、色々な大人と出会います。
先生が嫌いだからといって、学校を辞めるわけにはいきませんよね。
ですから、先生とあわない ⇒ すぐに辞めるというのも考えものです。
先生との関係をよくする方法を模索しつつ、どうしてもそれが無理ならば教室を変えることも検討してみるといいと思います。
壁にぶつかっているなら一緒に乗り越えよう
たとえば進級して、さらに難しい計算に取り組むようになった時、今までのように上手くできないことにストレスを感じ、辞めたいと言っている可能性もあります。
それなら、その壁を一緒に乗り越えましょう。
そろばん自体がイヤになったわけではないので、「自分にも出来る」という自信さえ持てれば、また行く気になってくれます。
どこでつまづいてしまっているのか、そろばん教室の先生によく聞いてみることです。
そして、もし親が家庭学習で手伝えることがあれば一緒にやってあげましょう。
自分に自信が持てるようになれば、またやる気が出てきます。
辞めることは「逃げる」ことではない
子供がそろばんを辞めたいと言い出したら、たいていの親はその発言自体に拒絶反応を示してしまうかもしれません。
それは、習い事を途中で辞めるということが、イコール逃げることだと思ってしまうからではないでしょうか。
もし子供がそろばんを楽しんでいないなら、計算が上達することに達成感を感じていないように見えるなら、相性が合わなかったのかもしれません。
でも、ただそれだけのことです。
子供の意思を無視して、「そろばんは役に立つから」と親が無理矢理やらせている場合はなおさらです。
たしかにそろばんは集中力をつけたり、基礎学力の向上などにとても役立つ習い事です。
小さいうちからできますし、計算力がつく以上に様々なメリットがあるので、できればすべての子に一度体験して欲しいとすら思います。
しかし誰にでも向いているかといったら決してそうではありません。
もしも向いていない習い事なら、無理に続けさせる方が酷というものです。
もっとその子の良さを引き出せて、本人も楽しめる習い事があるなら、そろばんを辞めてもいいのではないでしょうか。
よく話し合って子供が納得することが大切
ただ、辞めるにしても「頑張るだけ頑張ってみた。だけどあわなかった」というように、やりきったと思えるだけ頑張って辞めることが大切です。
何事も向き不向きがありますから、頑張っても上手くいかないことだってあります。
そろばん以外に、その子に向いている習い事があるのかもしれません。
そのことについて親子でしっかり話し合いたいですね。
辛いことや壁にぶち当たった時に乗り越える強さを身につけて欲しい。
親がそう思っていることをしっかり伝えましょう。
頑張って続けて、大きくなってから「あのとき辞めなくて良かった」と思うかもしれません。
続けるにしても、辞めるにしても、子供が納得することが何より大切です。
大人の勝手で無理強いすることだけは避けないといけません。
そのためにはよく話し合い、子供の気持ちにしっかり寄り添いましょう。
普段からの関係作りも大事
子供は辞めたいと思う本当の理由を親に言えないこともあります。
ですから、口で言っていることと心の中は違うかもしれません。
大人からしたら「そんな理由で!?」と思うようなことも多々あります。
でも子供にとっては深刻な問題なのです。
ですから、何でも頭ごなしに怒ったりしないで、子供が相談しやすい環境を作ってあげましょう。
大人がどんなに正しいことを言っていても、子供の心に響かなくては意味がないのですから。
本当の理由を言ったら怒られる、そう思ったら子供は何も話してくれなくなってしまいます。
大事な目標設定
そろばんを続ける上で何を目標とするのか。
たとえば小学校の間に何級まで取ろうか、そういったことを具体的に決めてみてはいかがでしょうか。
大人でも同じですよね。
具体的な目標があるとやる気も出るものです。
無理矢理、惰性で通い続けることほど、時間とお金の無駄になることはないでしょう。
親が辞めさせたくないばっかりに、ただ通わせるということだけはしたくないものです。
子供の「そろばん辞めたい」・まとめ
子供がそろばんを辞めたいと言い出したら、これは親子ともども成長するチャンスです。
これをきっかけに、色々話をしてみましょう。
ご飯を食べながらでもいいし、お風呂に入りながらでもいいと思います。
そこから我が子の新たな一面を発見できるかもしれませんし、親が普段思っていることを言葉でしっかり伝えるいい機会です。
そろばんでただ頭のいい子に育てたいだけではないですよね。
心も強く成長してほしいとどんな親でも願うものです。
思えば生まれてから始めての高い壁かもしれませんが、親子で一緒に乗り越えましょう。