やればできる子なのに、遊んでばかりで勉強しない。
どうすれば進んで勉強してくれるようになるのかしら。
そんな悩みは、子供を持つ親なら一度は考えるのではないでしょうか。
子供が進んで勉強をするようになるためには、パパやママが勉強したくなる環境を整えてあげることも大切です。
そこで今回、お子さんに合ったタイプの学習教材を選べるよう、講師として小学生の指導にあたっている私が学習教材を選ぶポイントを紹介します。
家庭学習の教材を選ぶ3つのポイント
今は昔と違い、家庭学習の教材にも色々なタイプのものがあり、どれを選べばいいのか迷ってしまうことと思います。
数多くある教材の中からベストな教材を選ぶためにも、次の3つのポイントに焦点を当てて選んでいきましょう。
学習方法と子供の相性はどうか
家庭学習の教材にもいろいろなタイプのものがあますが、大きく3種類に分けることが出来ます。
タブレット型教材
オンライン教材
プリント教材+添削テスト
それぞれの教材にメリットやデメリット、特徴などありますので、どのタイプが良いのかは、お子さんの性格によっても変わってきます。
タブレット型教材
こんな子供におすすめ
- ゲームが大好き
- 勉強の習慣を身に付けたい(勉強習慣ができていない)
- 復習や先取り学習がやりたい
- 自宅にWI-FI環境(無線のインターネット環境)がある
タブレット型教材は、専用のタブレット端末やタッチペンを使って学習を進めていきます。
音や映像を使って学習をすることが出来るため、テレビゲームに近い感覚で学習を進めることが出来ます。
子供はタブレット端末を使うということだけで、問題を解くというよりもクイズに答えている感覚で学習ができるため、子供の興味関心を引きやすい教材です。
メリット、デメリットについても押さえておきましょう。
タブレット型教材のメリット
- 採点や解説を自動でしてくれる
- 映像と音声で解説してくれるため、テキストよりも理解しやすい
- 食事前の5分、10分といった短い時間でも学習できる
- ゲーム感覚で学べ、子供の興味関心を引きやすい
- 教材がかさばらない
タブレット型教材のデメリット
- 理解には向いているが、暗記には不向き
- 初めに専用の本体を購入しなければいけない(意外と高価です)
- 専用のタブレットでなければ学習できない
- 故障やフリーズといったトラブルの可能性がある
タブレット型教材は、タブレットの費用が意外と高かったりしますし、故障時のアフターフォローなども注意して見ておきましょう。
オンライン教材
こんな子供におすすめ
- ゲームやパソコンが大好き
- 言われないと勉強しないが、言われるとやる気を無くすタイプ
- 学校の授業についていけない
- 応用問題よりも、基礎問題ができるようになりたい
- 集中力がなく、長時間勉強できない
オンライン教材は、インターネット環境のある場所で、パソコンやタブレットを使って学習を進めていきます。
タブレット型教材と違い、ご自宅にあるパソコンやタブレットを使って、学習することが可能です。
高価な専用タブレットを購入しない分、コストパフォーマンスに優れています。
メリット、デメリットについても押さえておきましょう。
オンライン教材のメリット
- 全国トップクラスの人気講師の授業を受けることができる
- 映像と音声で、内容が理解しやすい
- 授業形式の説明を受けることができるため、苦手なところを一から復習できる
- 答え合わせと解答がしっかりしているため、「やって終わり」になりにくい
- 弱点を自動集計してくれるため、苦手なところを集中的に復習できる
- パソコンやタブレットと端末を変えて受講できるため、学習環境に飽きない
- 得意科目はどんどん先取り学習ができる
- アップデートが容易なため、いつも最新の内容で受講できる
- 塾と違い、子供の送迎が不要
- 費用が安く、コストパフォーマンスが良い
- どこまで勉強が進んだのか、親用の画面で管理できる
オンライン教材のデメリット
- インターネット回線が必要
- 機能制限を付けないと、SNSなどで遊んでしまう可能性がある
- 書く作業が少ないため、暗記には向いていない
- テキストはプリンターで印刷しないといけない
塾などでは先生の質に当たり外れがありますが、オンライン教材では選抜された一流の先生が授業をするため、一般的な塾よりも良い先生に当たる確率は高くなります。
授業内容も分かりやすいため、基礎学力ができていないお子さんには、このオンライン学習が1番向いているでしょう。
プリント教材+添削テスト
こんな子供におすすめ
- 学習習慣がある程度できている
- テストで平均点以上が取れている(学力が平均以上)
- 応用問題もできるだけ解いていきたい
- 分からないところを先生に聞くなど、自分で疑問を解決できる
- 学校の授業は十分理解できている
冊子教材+添削テストの教材は、進研ゼミが有名ですね。
冊子はテキストと問題が掲載されているので、冊子だけでも学習を進めることができますし、合わせて問題を解くことで、理解度を確認しながら進めることが出来ます。
メリット、デメリットについても押さえておきましょう。
プリント教材のメリット
- 毎月新しい教材が届くため、新鮮な気持ちで取り組むことができる
- 添削テストは人が手書きで書いてくれ、応援メッセージも書いてくれるためモチベーションを維持しやすい
- 手書きの作業があるため、暗記にも向いている
- 自分で解いて、自分で丸付けするという「学習の基本」が身に付く
プリント教材のデメリット
- テキストは文字を読むことが基本なので、面白みを感じにくい
- 一度さぼってしまうと、まったくやらなくなってしまう
- 冊子教材は教材がかさばる
- 復習したいときに、その単元がテキストの何月号のどこにあったか分からない
- 文字と絵の解説だけでは理解しにくい
冊子教材は、基本ができているお子さん向けの教材です。
まだ学習習慣ができない場合や、学校の授業についていけない場合、子供と一緒に答え合わせをするなどしてサポートしましょう。
子供が楽しんで続けられるかどうか
教材選びの2つめのポイントは、その教材が「子供が楽しんで勉強を続けられるか」です。
学習習慣の身についているお子さんであれば、冊子+添削テストだけでも充分、勉強していくことが出来るでしょう。
しかし、学習習慣の身についていないお子さんの場合、子供が楽しく勉強をしていく仕組みが必要です。
その教材には、子供を飽きさせない工夫があるかどうか、我が子の興味関心に合っているかどうかを見極めましょう。
勉強が続けられる工夫には次のようなものがあります。
出来たところまでシールを貼る
添削テストのポイントに応じておもちゃがもらえる
学習の進度が遅いと、キャラクターが声掛けをして応援してくれる
料金はどうか
最後は、料金体系を見ていきましょう。
継続して申し込むものですから、少しでも良い教材を、少しでも安く利用したいですよね。
費用面では、オンライン教材が最もコストパフォーマンスに優れています。
教材を選ぶ3つのポイントの比較
それでは、ここまでの話を表にまとめると次のようになります。
タブレット型教材 | オンライン教材 | 冊子教材+添削テスト | |||
相性 | 向いている子 | 向いている子 |
平均的な子 すぐに飽きてしまう子 予習も復習もやりたい子 |
勉強が苦手な子 苦手科目をつぶしたい子 基礎を理解したい子 |
勉強ができる子 冊子だけで理解できる子 予習を主にやりたい子 |
ゲームが好きな子 |
〇
|
〇
|
×
|
||
学習習慣が身に付いている子 |
△
|
△
|
◎
|
||
学習習慣が身に付いていない子 |
〇
|
◎
|
△
|
||
学校の授業についていけない子 |
〇
|
◎
|
△
|
||
集中力がない子 |
◎
|
〇
|
×
|
||
特徴 | 採点や解説 |
自動で分かりやすい
|
自動で分かりやすい
|
自分でやらないといけない
|
|
内容の理解しやすさ |
◎
|
◎
|
△
|
||
インターネット回線 |
必須
|
必須
|
不要
|
||
楽しませる工夫 | 頑張りに応じた「ご褒美」の仕組みがある |
〇
|
〇
|
△
|
|
「さぼり」に対するフォローの仕組みがある |
〇
|
〇
|
×
|
||
保護者専用画面で進捗を確認できる |
△
|
◎
|
×
|
||
コストパフォーマンスはどうか |
△
|
◎
|
〇
|
塾運営者から見たベストな家庭教材は?
いろいろ紹介してきた家庭学習の教材ですが、中でも私が特におすすめしたい教材はオンライン教材です。
私が経営する塾の子供たちを見ていても、今の子供たちは小学校に上がる前からゲームやユーチューブをパソコン、タブレットで楽しんでいます。
そのため、パソコンやタブレットは楽しいもの、というイメージを持っています。
この「楽しそう」というイメージと、勉強の組み合わせは本当に理想的で、子供はゲームをしている感覚で勉強に取り組むことが出来ます。
今ではオンライン教材も多くの種類が販売されていますが、それらの教材を研究してきた中で、私が特におすすめするオンライン教材を3つ紹介します。
オンライン教材 おすすめランキング

スタディサプリ
[st_af id="1826"]
デキタス
[st_af id="1829"]
Z会
[st_af id="1823"]
ランキングの比較表
それでは、1位から3位までのオンライン教材を比較してみましょう。
スタディサプリ | デキタス | Z会 | ||
月額料金と講座 | 小学1年生 |
3,000円(税抜) 国語、算数、英語、生活 |
||
小学2年生 | ||||
小学3年生 |
3,000円(税抜) 国語、算数、英語、理科、社会 |
5,910円(税抜)~ 国語、算数、英語、理科、社会、総合学習 |
||
小学4年生 |
980円(税抜) 国語、算数、算数入門、理科、社会 |
6,420円(税抜)~ 国語、算数、英語、理科、社会、総合学習 |
||
小学5年生 |
6,930円~ 国語、算(税抜)数、英語、理科、社会、総合学習 |
|||
小学6年生 |
7,440円(税抜)~ 国語、算数、英語、理科、社会、総合学習 |
|||
中学生 |
4,000円(税抜) 国語、数学、英語、理科、地理、歴史、公民、国文法 |
|||
高校生 | ||||
応用問題 | ◎ | 〇 | ◎ | |
講師の質 | ◎ | 〇 | 〇 | |
授業の分かりやすさ | ◎ | ◎ | △ | |
向いている生徒の学力 | 平均点 | 平均点 | 平均点以上 | |
無料体験の有無 | 2週間無料体験あり | 5日間無料体験あり | web上で一部可 | |
学習のサポート体制 | △ | △ | ◎ | |
飽きさせない工夫 | 〇 | 〇 | 〇 |
まとめ
「遊んでばかりいないで勉強しなさい」と叱ることも大切ですが、子供が自ら進んで勉強したくなる環境を整えてあげることも大切です。
お子さんに合った学習教材を与えてあげることで、子供は学ぶ楽しさや学習習慣が身についていきます。
ぜひ、お子さんに合った学習教材を選んであげて、子供と一緒に勉強していきましょう。