勉強している時に、何だか子供がイライラしているなと感じたことはありませんか。
イライラする原因は色々ありますが、うっかり「何をイライラしてるの?」なんて聞くと、余計に機嫌が悪くなってしまうかもしれません。
何に対してそんなに機嫌が悪くなるのか、勉強ができないとイライラする原因、それにあわせた対処法を紹介します。
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子供が勉強中にイライラしてしまう5つの原因
人がイライラするのは、色々が原因があります。
特に小さい子が勉強出来ないとイライラするのには、以下のようなことが考えられます。
暑い、寒いなど環境の悪さ
勉強するには部屋が適温であるということはとても大切です。
暑さ、寒さなどもストレスですから、イライラの原因になります。
暑さは特に集中力を妨げ、イライラの元になります。
うるさい
テレビがついていたり、騒音があると集中できないのでイライラしますね。
それは大人も同じだと思います。
お腹が空きすぎている
人間お腹が空きすぎるとイライラします。
満腹すぎても頭が働きませんが、空腹過ぎるとイライラしてきます。
お腹が空いていなくても、水分が足りていない(喉が渇いている)と身体は「お腹が空いた」と勘違いするので、集中力が途切れてしまいます。
問題が分からなくてイライラしている
問題文を読んでもちっとも分からない…。
どうしていいのか分からなくて、イライラしているのかもしれません。
やることが多すぎてイライラしている
今日は漢字のプリントに、計算のプリント。
小学校低学年ならまだ宿題の量はそれほど多くないのですが、それでもいつもより多く出た日などはそれだけでやる気が萎えてしまいます。
まだ小さいと、順番にやっていけばいいという感覚を持つことが出来ないので、量が多いという見た目だけでイライラしてしまいます。
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勉強中のイライラを解消する6つの方法
上記のような原因を踏まえ、イライラしないための対策について考えてみましょう。
子供にとって快適な環境を整えよう
室温や湿度など、部屋の環境をまずは整えてあげます。
湿度は年間を通して50%くらいだと快適。
室温は季節にもよりますが、少し涼しいかなと感じるくらいがいいでしょう。
テレビは消す
勉強しているときはテレビを消す、音楽も流さない。
ガチャガチャ家事をしている音もうるさいかもしれないですね。
その子が勉強しやすい静けさにしてあげましょう。
適度な休憩、おやつタイム
勉強ばかりでは疲れてしまいます。
特に小さい子はそんなに長時間集中力は続かないので、10分勉強したらいったん机から離れるなど、適度な休憩が必要です。
また、お腹が空きすぎていてもイライラするので、適度に水分補給をしたり、おやつを食べるなど気分転換をしてみてください。
学校から「お腹が空いた~」と帰ってくる子もいますよね。
給食を食べていてもお腹はすきます。
勉強する前に何かちょっとつまんで空腹感をなくし、それから勉強してもいいと思います。
満腹になるまで食べるとやる気がなくなってしまうので、あくまでもつまむ程度にしておいてください。
さりげなくサポートを
問題が難しくてつまづいていそうなら、そっと声かけをしてみましょう。
もちろん、答えを教えてはいけないので、「分からないところは問題を音読してごらん」「教科書に同じ問題は出てないか見てごらん」など、出来る範囲でサポートしてあげてください。
また、勉強を始める前に、「もし分からなくて困ったら声をかけてね」と言っておくのもいいでしょう。
そうすれば子供もイライラしないで、親に聞きやすくなります。
細切れにしてやればいい
一度にあれこれやろうとすると、うまくいかなくてイライラするのは大人も同じことです。
ですから、今日は宿題の量が多い!と思ったら、細切れにしてやってみましょう。
まずはプリントの左側をやったらいったん休憩。
次に右側。また休憩したら2枚目のプリント、というように、今日やらなければいけないものを細かく区切ってやってみてください。
勉強の様子は先生に聞いてみる
もし勉強が理解できてない様子なら、担任の先生に学校での様子を聞いてみましょう。
授業に集中できていない、先生の話が聞けていないということであれば、まずは話を聞くことからスタートしなくてはいけません。
授業についていけているかということを確認した上で、もしついていけていないのであればその原因を取り除くようにしていかないと、家でいくら対策しても勉強でつまづくのを防ぐことが出来ないからです。
子供のがんばりを認めて親も一緒に勉強を楽しもう!
まずは、子供が何にイライラしているのか、その原因を知ることが大切です。
原因が分かれば対策をしてあげることも可能です。
子供は十分頑張っています。
毎日元気で学校に行っているだけでも十分「仕事」をこなしているのですから、多少イライラしていても頭ごなしに「なんでそんなにイライラしてるの!」なんて怒ってはいけません。
毎日頑張ってるんだよね、ということを言葉にしてちゃんと認めてあげてください。
そして親も一緒に宿題タイムを楽しみましょう。
小学校低学年くらいの家庭での勉強時間はそれほど長くありません。
ですからその時間くらい、家事の手を止めて一緒に勉強しても良いのではないでしょうか。
テレビを消して、スマホからも離れて、子供が勉強しているそばで読書をするなどして、休憩時間には一緒におやつを食べる。
そんな風にしたら子供だって勉強が楽しくなるかもしれません。
仕事をしていて、帰ってきてからしか勉強を見てあげられない人は、時にはご飯は買ってきたものでもいいと思います。
家事にかける時間を減らして、10分でも20分でも、子供と一緒に勉強する時間を作ってみてください。
ママが一緒にやってくれたら、子供だってやる気が出ますよ。
勉強ができないとイライラする対策・まとめ
そもそも学校の勉強なんて楽しくないのですから、多少なりともイライラするのは普通のことです。
むしろ、イライラもせずに、黙々と勉強をしているこの方が珍しいのですから、イライラするのは子供らしい反応だと思って、あまり深刻に捉えないことです。
とはいっても、一つずつイライラの原因となるものを取り除いてあげれば、子供も気持ちよく勉強できるようになりますよ。