子供の育て方

小学生の女子に化粧水は必要?【女の子のためのスキンケアまとめ】

2019年2月20日

小学生ともなると「おしゃれ」に目覚める子もいますね。

コスメやメイクにも興味を持って、自分もやってみたい!と思うかもしれません。

 

でもメイクの前に大事なのはスキンケアです。

 

子供の肌はすごくきれいですが、その肌をずっと保つには正しいスキンケア方法を今から知っておく必要があります。

 

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子供のスキンケアが大切な理由

赤ちゃん用のスキンケア用品は結構たくさんありますし、中高生のためのニキビケア用品もよく目にしますね。

 

それなのに小学生のためのスキンケア用品はあんまり見かけません。

 

それではスキンケアをしなくていいのかというと、決してそんなことはないですよ。

 

肌が外遊びで汚れているため

小学生は体育や外遊びの時間もあるので、大人と比べて屋外で過ごす時間が多いかもしれません。

 

いつもきれいな空気に包まれているわけではありませんから、外に出ていれば当然肌に汚れがつきます。

 

ちりやほこりなどの空気中の汚れ、または細菌などが肌についた状態のままでは当然よくありません。

 

肌が紫外線にさらされているため

子供の肌は繊細ですから、大人と同じように紫外線から守ってあげる必要があるでしょう。

 

また、1日中紫外線を浴びた肌をしっかりケアしてあげないと、ダメージがどんどん蓄積されてしまいます。

 

子供は皮膚が薄いからこそ、大人よりも紫外線ケアが大事なのです。

 

高学年にかけて皮脂が増えるため

低学年ですとそうでもないのですが、高学年になってくると第二次性徴期にさしかかります。

 

女の子も皮脂が増えてきて、ニキビが気になる年頃になります。

 

ニキビで悩まないようにするためにも、正しいスキンケア方法を知っておく必要があるでしょう。

 

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小学生の女の子の正しいスキンケア法

では、小学生の女の子はどのようにスキンケアをしたら良いのでしょうか。

 

正しい洗顔方法で洗う

正しい洗顔のポイントは2つで、基本的には大人と同じです。

  1. 肌に刺激を与えないこと
  2. たっぷりの泡で洗うこと

正しい洗顔方法 

  1. 手の汚れを落とすために、一度石けんで手を洗います。
  2. 顔をぬるま湯で濡らします。
  3. 洗顔フォームを手にとって泡立てます。固形石鹸でもかまいません。泡立てネットを使ってたっぷりの泡を作りましょう。
  4. おでこ、鼻に泡を乗せ、最後に頬に泡を乗せます。手が肌に触れないように、泡を転がすようにして洗います。
  5. ぬるま湯でよくすすぎます。髪の生え際やフェイスラインもしっかり洗ってください。
  6. タオルで水分を吸い取らせるようにして顔を拭きます。

泡を転がす時も、タオルで拭く時も、決してこすらないこと!

肌に刺激を与えないことを意識してください。

 

また、ぬるま湯とは体温よりやや低めの32~35度くらいの温度です。

触った時に少し冷たいと感じるくらいがいいでしょう。

 

シャワーの温度(40度くらい)だと顔にはやや熱く、必要な皮脂まで洗い流してしまい、肌が乾燥しやすくなります。

 

しっかり保湿をする

洗顔の後の保湿はとても大事です。

 

子供にはまだ早いと思うかもしれませんが、にきびを防ぐためにもしっかり保湿しましょう。

 

化粧水と乳液をつけるか、オールインワンタイプのローションを使うといいでしょう。

 

ただし、繊細な肌に使うものですから、使われている原料にはこだわりたいですね。

次のようなものを選ぶことをおすすめします。

  • 合成防腐剤など肌に負担を与えるものが入っていないこと
  • 敏感肌でも使えるような優しいもの

また、お風呂上がりなどは浴室から出た瞬間から乾燥が始まりますから、できるだけ早く保湿をしてあげてください。

 

紫外線から肌を守る

真冬の雨の日以外は、基本的に日焼け止めが必要です。

 

特に肌寒い春先や秋は油断しがちなのですが、紫外線量は決して少なくありません。

 

レジャーに行くわけではないので、それほど強い日焼け止めは必要ありませんが、次のようなものを使ってみてください。

  • SPF20~30くらい
  • PA++くらい

子供なので、お風呂で顔と体を洗ったついでに落とせるように、石けんで落とせるタイプのものを選ぶと良いでしょう。

 

スキンケアには食事や睡眠も大事!

スキンケアというと、肌の上から「ぬること」ばかりを考えがちですが、内側からのケアもとても大切です。

 

油物を控えてビタミン、ミネラルを摂る

フライドポテト、唐揚げなど子供は揚げ物も大好きですね。

 

もちろん、たまに適量食べる分には問題ありませんが、食べ過ぎは、ニキビの元になりますし、肥満も心配です。

 

油物は少し控えて、次のようなものもしっかり摂りましょう。

  • 緑黄色野菜(肌を丈夫にするβカロテンが豊富)
  • 食物繊維(お腹の調子を整えて便秘を防ぐ)
  • 魚介類(肌に良いオメガ3系脂肪酸が豊富)

最近子供の便秘も増えていますが、腸内環境が悪化するとニキビの原因になります。

 

肌は腸の鏡ですから、キレイな肌を作りたいならお腹をキレイにすることも大切です。

 

睡眠をしっかり取る

肌は眠っている間に作られます。

睡眠不足だといくら正しい洗顔をしてもキレイな肌は作れません。

 

新陳代謝を活発にするカギは成長ホルモンです。

 

成長ホルモンは体の成長だけでなく、キレイで丈夫な肌を作るためにも必要なものです。

 

成長ホルモンは寝入りばなの数時間、ノンレム睡眠(深い眠り)の間にたくさん分泌されることがわかっているので、寝つきを良くすることがとても大切です。

 

夜になっても目から光の刺激を感じていると、メラトニンという睡眠に関わるホルモンが分泌されづらくなり、深い眠りにつけません。

 

寝る直前までテレビやパソコンを見ていたりせず、ゆっくり本を読むとか、今日あったことを話し合うとか、家族でリラックスする時間を作ってみてください。

 

夜更かしも当然NGです。

 

早寝早起きを心がけ、ぐっすり眠ることでキレイな肌が作られます。

 

小学生女子のスキンケア・まとめ

小学生といえども、スキンケアはとても大切です。

 

特に女の子は、ニキビが増えたりするとそれだけで「学校へ行きたくない!」となってしまうかもしれませんから、正しいケアの方法を教えてあげたいですね。

 

外側と内側のケアを両方しっかりして、親子でキレイな肌を目指しましょう!



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ヨッシー

現在、そろばんスクールにて園児から小学生までの、珠算と学習指導をしています。情熱と指導力は誰にも負けない40代の熱血そろばん講師です! 大学時代は教育心理学を専攻し、心理学オタクでもあります。 最近は、子供のやる気アップに関することや、親御さんの悩み解決にまつわることについても情報発信中です!