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小学生の学力低下の原因は?【家庭教育のあり方にも課題があった】

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子供たちの学力が低下していると心配されていますが、それはゆとり教育のせいだけではなさそうです。

 

少子化の影響で、昔と比べて1クラスの人数は減っていますし、教員の目も行き届きやすいはずですが、なぜ小学生の学力が低下しているといわれるのでしょうか。

 

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小学生の学力低下の6つの原因

小学生でも学力低下が叫ばれることに関して、考えられる原因についてまとめてみました。

 

娯楽の増加

テレビ、インターネットの動画、スマホ、それに子供のおこづかいでは買えないようなゲームの数々。

 

今は娯楽が溢れ返っていて、遊ぶ時間はいくらあっても足りないくらいです。

 

これだけ楽しいことが身の回りにあったら、読書をするとか百科事典で調べるような面倒なことをしたがる子供が減っても仕方のないことなのかもしれません。

 

また、その娯楽を買い与えてしまう親、親戚にも問題があるのかもしれないですね。

みんなが持ってる

持ってないと仲間に入れない

子供にこのようなことを言われて仕方なくゲームなどを買い与えてしまい、それが原因で勉強しないと悩んでいる親御さんも多いものです。

 

習い事などの時間の増加

小さい頃からピアノ、水泳、習字などたくさんの習い事をしている子もいますね。

友達と遊ぶ時間もあまり持てずに、毎日のように習い事に通っている子もいます。

 

習い事自体が悪いわけではありませんが、学校へ行って習い事も行って、その上勉強もするというのは小学生には無理でしょう。

 

勉強は、学校で習ったことを定着させる時間が必要なので、その時間が取れないと学力は低下していきます。

時間がないことは、勉強だけでなく遊びにも影響します。

 

小学生にとって必要なのは黙々とドリルをやる時間ではなく、友達と公園で遊んだり、親子で楽しく会話をしたり、楽しく過ごす時間です。

 

勉強はただ量をやればいいというわけではなく、小さいうちは発想力、創造力を育てるための遊びの時間も重要なのにそれが奪われてしまっているのです。

 

塾に行けば成績は上がるという思い込み

少子化によって、子供一人にかけられるお金が増えたこともあり、小学校の高学年になると塾通いを始める子が増えます。

 

どちらかというと中学受験のためというよりは、足りない学力を補うため、という家庭が多いようですが、塾に行くだけで子供の学力が向上した誰も苦労はしません。

 

たしかに塾の先生は教えることのプロですし、学力を上げることや受験に合格することを目的として教えています。

しかし、本人にやる気がなければ学力は向上しません。

 

どんなに優秀な先生であっても、本人にやる気がない場合に成績を上げるのは難しいです。

しかし何とか成績を上げて欲しいと、塾に行かせればいいと思っている親御さんが多く、入れっ放しで自分は何もしないという人が多いのです。

 

子供としては、行きたくもない塾に行かされて遊ぶ時間もなくなり、逆に勉強なんかしたくない!と思ってしまっても仕方がないことかもしれません。

 

家庭学習の習慣が身に付いていない

昔と比べて共働きの家庭が増えてきました。

女性が社会で活躍することは素晴らしいことですが、核家族が増えた中で、親が帰宅するまで子供が一人で過ごす時間も増えました。

 

「ママが帰ってくるまでに宿題を終わらせておくのよ」と言っても、一人で家にいたら子供が進んで勉強するをことはなかなか難しいです。

 

親が帰ってくる時間が遅いと、食事やお風呂などの世話で手一杯で、子供の勉強まで見てあげる時間的余裕、心の余裕がありません。

そうなるとなかなか家庭学習の習慣が身につかず、学力が低下していくのです。

 

勉強する理由がなくなった

今は大学までは行くのが当たり前という風潮があります。

入試制度もいろいろあって、大学の附属高校に入れば苦もなく大学に行ける場合もありますね。

 

昔は、大人になって成功するためにはいい大学に行かなくてはならず、そのためにはたくさん勉強しなくてはいけないと思って頑張る人が多かったものです。少しでも豊かな生活を夢見て、精一杯頑張っていた人もいるでしょう。

 

しかし今は、人並みの生活なら誰でもできるようになりました。

特に勉強ができなくても大学生になれますし、就職も何とかなります。

 

昔は誰でも大学に行けるわけではありませんでした。お金も必要だけれど、何より成績が良くなければ大学には行けませんでした。

そして、良い大学に入学するということが勉強を頑張る大きなモチベーションになりました。

 

もちろん、偏差値の高い大学に行くことが人生の目的ではないし、昔と比べて人生の選択肢が増えたとも言えますが、「何が何でも勉強を頑張らなくては」という理由がなくなってしまったというのも、勉強する必要性を感じなくなった理由の一つでしょう。

 

我慢することが不要な風潮

勉強をすることは面倒くさいですし、遊んでいる方が楽しいものです。

本を読むためには忍耐力が必要ですし、少しずつであっても勉強を継続するのは大変です。

 

ですから、学力を上げるには、我慢する力、忍耐力が必要です。

しかし今の小学生は、昔と比べて大人が厳しく接することが減っていますね。

 

勉強という忍耐力の必要なことをやる精神力が育てられない風潮があります。

昔の家庭は、おじいちゃん、おばあちゃんもいたし、しつけは今よりも厳しかったはずです。

 

近所に怖いおじさんがいたり、口うるさいおばさんがいて、次のようなしつけがしっかりとなされていました。

挨拶をきちんとする

家の手伝いをする

言われたことをきちんと守る

生活習慣がきちんと身についていたので、面倒なことも文句を言わずにやることができたのです。

 

だから勉強に関しても、「やらなくていはいけないこと」として、怠けることなくやっていくことができていました。

我慢することができない今の子が、面倒な勉強を自らやる、粘り強く考えるというのは難しいことなのかもしれません。

 

小学生の学力低下の原因・まとめ

学力の低下というと、何でも「ゆとり教育」のせいにされがちですが、ゆとり教育を受けた人でも優秀な人はたくさんいます。

 

どちらかと言えば、家庭の要因の方が大きいような気がします。

 

たしかに学校は勉強をするところですが、勉強するための心構えや姿勢は家庭環境によって大きな差が出てきます。

 

子供の学力を防ぎたいと思ったら、勉強しなさいとたきつけるよりも、なぜ勉強が必要なのかということを親子で話し合ってみる方が良いかもしれません。

 

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ヨッシー

現在、そろばんスクールにて園児から小学生までの、珠算と学習指導をしています。情熱と指導力は誰にも負けない40代の熱血そろばん講師です!

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