親の悩み

PTAのLINE(ライン)でありがちなトラブルと対処法

2019年5月13日

最近では学校での親同士のお付き合いでも「LINEをやっているのが当たり前」という風潮になってきました。

PTAの委員や役員をやると、必ずといっていいほどLINEの連絡先を聞かれると思います。

 

確かに一度に色々な人と連絡が取れるので便利なのですが、ルールを決めておかないと何かとトラブルが生じることも。

どうすればそのようなトラブルを防ぐことができるのでしょうか。

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PTAのLINE利用でありがちな4つのトラブル

PTAでLINEを使うとなると、あまり気心が知れていない相手とつながることになりますし、たくさんの人で使う「グループ機能」でトラブルが起こりやすくなります。

 

しょっちゅうメッセージが来て面倒

ちょっとしたこと一言みたいなメッセージが頻繁に来て面倒、と感じる人は多いです。

 

だからといって、通知を切ってしまうと大事なメッセージに気づかなくて困ることもあるので、どうすればいいか迷うところです。

 

ちょっとした行き違い

文字だけのコミュニケーションはとても難しいものです。

友達の間柄ですら、言葉が足りないと誤解を生んでしまうこともあります。

 

まだ実際には言葉を交わしたことがほとんどない人ともつながるのがPTAのLINE。

だからこそ、丁寧なコミュニケーションを心がけないと、何気なく発した一言がトラブルを生んでしまいます。

 

悪意はなかったと伝えることができれば良いのですが、遠い間柄だとフォローもできないまま溝ができてしまうこともあります。

 

発言するタイミングを見失う

やたらと話好きな人もいるので、ちょっとした時間に恐ろしい数のメッセージが来ていることも。

そうなると今更返事をするのも発言するのもはばかられ、なんとなく「既読スルー」をした状態になってしまうことがあります。

 

気にしない人も多い反面、中には「読んでおいて返事もしない」と不快に思う人がいるので面倒です。

 

変な時間にメッセージを送ってくる

LINEで繋がっているのだからと、あまり時間を気にせずにメッセージを送ってくる人もいます。

 

忙しい時間帯は人それぞれですし、夜遅くにメッセージが来ることを不快に感じる人もいます。

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PTAでLINEを使う際トラブルを防ぐ方法

大勢でLINEを使うときは最初が肝心です。

相手に配慮しつつも、自分も面倒に巻き込まれない対策をとりましょう。

 

連絡事項のルールを決める

例えば、役員や委員の中で、主に連絡を送る人を決めておきます。

本部の人から一斉連絡をするというルールを決めておけば、あちこちから発言があって収拾がつかなくなるということもありません。

 

あれこれ質問したいことがあるのなら、個人的にするようにしましょう。

 

また、文章を細かく区切って送るとその都度通知が送られてしまいます。

連絡事項があるときにはまとめて発信をするように心がけるといいでしょう。

 

LINEといえども時間を考える

LINEでも夜中に通知が来たらあまりいい気持ちはしないものです。

メッセージを送るときには基本的には電話と同じような時間帯を目安にしましょう。

 

夜の9時を過ぎて、どうしてもその日のうちに連絡しなければいけないことがあるのなら、「夜分遅くに申し訳ありません」と一言断る心遣いが必要です。

 

すぐ返事ができないと最初に言っておく

既読スルーを問題視されても面倒なので、グループLINEに参加するときに、

  • 下の子のお世話でいつもバタバタしている
  • 仕事中は返信できない

など、返信が遅れてしまいます、ということを伝えておきます。

そうすれば、既読がついた後に返信がすぐにできなくても気にされなくなるでしょう。

 

お互いを尊重する

ライフスタイルもみんな違いますし、コミュニケーションの取り方もいろいろですね。

LINEの返事がないとか、未読のままだとか、そんなことをいちいち言う人もいますし、LINEで電話をしたい人もいます。

 

全員の要望を満たすことができませんので、LINEはあくまでも連絡事項のみ、それ以外のことはグループLINEでは話さないとしてみてはいかがでしょうか。

 

PTAでママ友を作りたい、もっと交流したいという人は個人的にすればいいことで、グループのLINEは参加している人たちが不愉快にならないような気遣いが大事です。

 

なるべくリアルのおつきあいを大事にする

言葉の行き違いは、リアルでしっかりとしたおつきあいをしていればある程度は防げるものです。

もし何か気になることがあっても、学校で会ったときにそれとなく聞くことができるからです。

 

やはり、リアルのおつきあいを大事にしましょう。

PTAの会合も毎回行けるわけではありませんが、行ったときには積極的に周りの人とお話をしてコミュニケーションを取るようにしたいものです。

 

一斉配信の時にはメールを利用する

PTAの役員、委員に一斉に連絡事項を伝えたいのであれば、何もLINEを使う必要はないかもしれません。

これまで通りのメールで事足りるのではないでしょうか。

むしろLINEはPTAの連絡用には向いていないツールなのかもしれません。

 

便利なはずのツールでそれがストレスになってしまったら意味がないので、アドレスをBCCに入れてメールで一斉送信という方法が、一番ストレスなく、連絡だけをスムーズにできる方法ではないでしょうか。

 

PTAでLINEトラブルを防ぐ方法・まとめ

せっかくの便利なツールがストレスになるのも、なんだかもったいないですね。

お互い子供のことで忙しいですし、これ以上余計なストレスは抱えたくないはずです。

 

ここはどうしたらみんなが少しでも楽しく参加できるか、一度意見を出し合ってみてもいいかもしれません。

 



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ヨッシー

現在、そろばんスクールにて園児から小学生までの、珠算と学習指導をしています。情熱と指導力は誰にも負けない40代の熱血そろばん講師です! 大学時代は教育心理学を専攻し、心理学オタクでもあります。 最近は、子供のやる気アップに関することや、親御さんの悩み解決にまつわることについても情報発信中です!