子供の育て方

子供へのパソコンの教え方【基本操作やインターネットの使い方】

2019年5月22日

小学生になるとパソコンを使いたがる子供もいるのではないでしょうか。

子供の頭は柔軟なので使い方はすぐに覚えるでしょうが、パソコンはおもちゃではないので正しい使い方を教えることが大切です。

 

楽しく学べるように、基本的な操作の仕方とやってはいけないことを教え、あとは好きなように触らせていればどんどん覚えるでしょう。

今回は、親が子供にパソコンを教える上で押さえておきたいことについてお話しします。

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パソコンの基本操作についての教え方

まずは電源を入れて、落とすところまでを教えます。

操作の基本ですが、ここをきちんと教えておかないと後で恐ろしいことになります。

その他、マウスやキーボードの使い方を教えます。

 

電源は「シャットダウン」で落とす

電源を入れるときには電源ボタンを押しますが、落とすときには電源ボタンではなく「シャットダウン」をクリックしますね。

 

こうしないとデータが壊れることもありますし、パソコンに大きなダメージを与えることもあるので、ここは徹底させるようにしてください。

 

マウスの使い方

パソコンは基本的にマウスでクリックして使いますが、右利きの場合はマウスの左側、左利きの場合はマウスの右側を1回クリック(シングルクリック)して操作をします。

 

インターネットを見ている時などは、見たいサイト名をシングルクリックすれば開きます。

 

しかし、ファイルなどパソコンの中に入っているものを開こうとするときには2回クリック(ダブルクリック)します。

この操作の違いを教えてあげましょう。

 

キーボードの使い方

スマホやタブレットと違い、パソコンは指で触れれば動くわけではありません。

キーボードやマウスで操作しなければいけませんが、キーボードには「入力」という操作が必要です。

 

指で押して操作をしますが、将来的なことを考えるとローマ字入力で覚えた方が良いでしょう。

 

ローマ字は小学校3年生で習いますが、1~2年生だったらタイピングが練習できるサイトなどを見ながら、アルファベットとキーの位置を同時に覚えていけばいいと思います。

 

アルファベットが書けなくても位置がわかれば入力はできるようになるので、パソコンを使うには十分です。

 

パソコンでできることを教える

パソコンというと、インターネットを見たり、動画を見たりすることが多いように思いますが、アナログではできないことがたくさんできるということを教えてあげてください。

写真の編集

ビデオ、動画の編集

音楽を聴く

絵を描く

Eメール

文書の作成、表計算など

スカイプなどのテレビ電話

例えばこれまで手書きで作っていた夏休みの自由研究も、自分で撮った写真を色々編集してみたり、文書を作成してみたり、自分でできることの幅が広がっていきます。

 

絵を描いたり、デザインをしたりと様々な使い方を教えてあげればそこから好きなこと、やりたいことへの興味も広がっていくのではないでしょうか。

 

データを保存しておけば無くしてしまうこともないし、場所もとりません。

自分の作ったものをどんどんためていくことができるわけです。

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インターネットの使い方について教える

子供にとって危険も多いインターネット。

便利なものではありますが、使うためのルールをしっかり教えてあげてください。

 

勝手に検索をしない

「Yahoo!キッズ」や「キッズgoo」などは子供が見ても大丈夫なポータルサイトです。

しかし、普通に文字を入れて検索して出てくるサイトは、どのようなものかわかりません。

 

自分でどのようなサイトか判断できるまではなるべく勝手な検索をしないようにし、見てもいいサイトをお気に入りに登録し、そのサイトだけ閲覧しても良い、というルールにしておいた方が安心です。

 

有害サイトをブロック

子供自身は気をつけているつもりでもうっかりクリックして、有害なサイトに飛んでしまう可能性はあります。

 

ですから、小さいうちはインターネットの有害サイトをブロックするソフトを導入するなどして事故を防ぎましょう。

 

安易に書き込みなどしない

他人のブログや掲示板に、安易に書き込みなどしないようにしましょう。

パソコンの向こうには人がいて、インターネットは世界中とつながることのできるツールです。

 

画面だけを見ていると大人でも忘れがちなことなので、生身の人とお付き合いするのと変わらないのだということを徹底して教えます。

 

インターネットは使い方を間違えると個人情報が流出し、取り返しのつかないことになることもあるということを徹底して教えましょう。

 

パソコンを置く場所・使用方法についてもルールを決める

パソコンは、基本的にリビングなど親の目が届くところに置いて使わせましょう。

 

使うときの姿勢も教える

パソコンは長時間画面を見続けていると、大人でも疲れます。

肩が凝ったり眼精疲労を起こしますから、成長期の子供にとってこれらの疲労が良いはずがありません。

 

パソコンを使うときには、身長にあったサイズの椅子と机を用意して、画面を見るときの目線の高さにも注意してください。

  • ひざ、肘の角度が90度になるように座る
  • 足は床にしっかりつくような高さの椅子にする
  • 画面を見るときは、目線がやや下を向くくらいの高さに調節する

もし椅子が高くて床に足がつかないときには、足の下に台を置いてあげるといいでしょう。

 

画面も明るすぎると目が疲れるので、コントラストを低めにして目に優しい明るさに調節してください。

 

使う時間も決める

何ごともバランスが大事ですが、パソコンの使用時間も同じです。

いくら集中しているからといっても、際限なくパソコンを利用することはよくありません。

 

1日、最大でも〇時間までというように、時間を区切って使用することを、親子でルールを決めてしっかり約束しましょう。

 

時間を決めて、勉強とパソコンなどの趣味と切り分けて、使用することをおすすめします。

 

まとめ

スマホはタッチして操作するだけですが、パソコンは基本的に入力しないと動きませんし、自分で考える要素がたくさんあります。

 

正しい使い方を教えれば、子供の可能性を広げる便利なツールです。

勉強にも役立てられるように、親子で楽しみながら使い方を覚えられるといいですね。

 



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ヨッシー

現在、そろばんスクールにて園児から小学生までの、珠算と学習指導をしています。情熱と指導力は誰にも負けない40代の熱血そろばん講師です! 大学時代は教育心理学を専攻し、心理学オタクでもあります。 最近は、子供のやる気アップに関することや、親御さんの悩み解決にまつわることについても情報発信中です!