そろばんというと「暗算が得意になる」というイメージが強いのではないでしょうか。
そして計算が得意=理系の頭、理論的な脳を育てると思われがちですが、実はそうではありません。
そろばんは右脳との関係が非常に強く、脳をバランスよく鍛えられることが分かっています。
そこで今回、子供の右脳開発のために、そろばんをおすすめしたい理由について紹介します。
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そろばんと右脳開発の関係
普通の計算は左脳を使います。
しかし、そろばんは珠をはじきながら計算を行うので、右脳を使って計算をしているということが分かっています。
そろばんはなぜ右脳開発になる?
一般的に右脳というと、
楽器を演奏する
絵を描く
スポーツをする
など、芸術的なことや身体を動かすことによって鍛えられると思われていますよね。
たしかにこれらも右脳を使うこととは密接な関係があります。
しかし、そろばんも右脳開発にとても役立つツールなのです。
そろばんでは、計算を数字で考えるのではなく、頭の中のそろばんをイメージして行うようになります。
自分の手で珠をはじいているうちに、珠の動きが自然と頭の中に入っていくんですね。
たとえば、小さい子は細かい動きがまだ苦手です。
そろばんを素早く動かすことはまだできない子もいるのですが、そろばんの動かし方さえ覚えてしまえば頭の中でそろばんを動かすことが出来るようになります。
そうやって常にそろばんをイメージしながら計算を行うことが、右脳開発に役立っていると考えられています。
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「珠算式の暗算が右脳開発に効果がある」という研究結果について
実際に、そろばんが右脳開発に役立っているということが分かった研究があります。
そろばんをやったことのない人が暗算をする場合、頭の中で数字を使って筆算をしたりすると思います。
でも珠算式の暗算は違います。
これまで計算は左脳で行われていると考えられていたのですが、日本医科大学の品川教授の20年にわたる研究によって、珠算式の暗算だけが右脳を使っていることが分かりました。
これには世界中の研究者が驚いたそうです。
珠算式の暗算をする時に使われているのは、右脳の後頭部なのですが、ここは子供の時にしか作ることができないのだとか。
そして、1度作られれば消えることはないので、一生使えるということも分かっています。
つまり、珠算式の暗算を小さい頃にマスターするということは、右脳を開発するとともに、一生使えるスキルを手に入れるということです。
右脳開発で期待できる効果
子供の頃から右脳を開発するとどのようなメリットが期待できるのでしょうか。
記憶力が良くなる
右脳は記憶することが得意です。
一瞬でイメージを捉えられるようになるので、言語で記憶するよりもずっとたくさんの情報を溜め込むことが出来ます。
右脳の記憶量は左脳と比べると100万倍とも言われています。
瞬時に、大量に記憶することが得意になるので、右脳を鍛えることで記憶力もどんどん向上していきます。
判断力がつく
情報を速く処理して溜め込むことが出来るということは、その分判断も的確にできるようになります。
言葉だけで考えるよりもイメージで情報を処理した方が、判断のスピードも上がっていきます。
クリエイティブな才能が開花する
芸術家や発明家と呼ばれる人たちは右脳派だと言われていますね。
空間認知能力にすぐれ感性も豊かなので、クリエイティブなことが得意になります。
子供の右脳開発の大切さ
学校での座学の勉強は論理的な勉強であるため、ほぼ左脳型です。
ですから右脳を鍛えるには学校に入る前に、右脳を使った習い事をするのが一番です。
偏りなく育つために
詰め込み式の勉強では、知識はつくかもしれませんが、それを応用する力がつきません。
子供の能力を伸ばすには知識だけでなく、自分で考える力や集中力、発想力、想像力などが必要になってきます。
そのためには、左脳だけではなく右脳も同時に使い、ひらめきなども大事にしながら勉強をしていくことが大事です。
考え方が偏ったりしないようにするためにも、小さい時から左脳だけでなく右脳を同時に使い、バランスよく脳を鍛えていくことが何より大事です。
数字が読めたらそろばんを
スポーツやピアノなどの芸術に関することでもいいのですが、今後の学力向上にも役立つそろばんをおすすめしたいと思います。
そろばんなんて、小さな子でも出来るの?幼稚園や保育園の子でも出来るの?と思うかもしれませんが、できます。
数字が読めたり、数字の意味が分かるようになっていれば、そろばんでの計算は十分可能です。
むしろ、小学校に入ってから「算数がわからない、算数が嫌い!」となる前に遊び感覚でそろばんを弾き、数字に慣れ親しんでいれば、自然と計算力もついていきます。
そろばんで鍛えられる右脳の後頭部は子供のうちにしか作られない、だから小学校に入る前にそろばんを始めるのが理想です。
そろばんで右脳開発・まとめ
そろばんというと左脳を鍛えるイメージが強いですが、実は右脳開発にとても適した習い事だということがお分かり頂けたと思います。
でもやはり、子供が「そろばんを好きになる」ということが一番大事です。
そろばんをやれば右脳が鍛えられるからと無理にやらせるのではなく、そろばんの楽しさを教えてあげてください。
そして目標に向かって頑張ることの楽しさなどが分かるようになれば、そろばんを楽しみながら自然と右脳も鍛えられていくでしょう。